ピスハンド
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ピスハンド (Pisuhänd) とは主にエストニア(バルト地方)の民話に登場する小さなドラゴンである。トゥリヘンドともいう[1]。プークと呼ばれる[1]。
解説
[編集]ピスハンドは蛇の体に4本の脚が付いた、非常に小さなドラゴンである[1]。翼もついていてドラゴンに近い描写もある。これへの信仰が元で、蛇が家を守る動物として広く崇められている。
ピスハンドは宝を持ってきて(場合によっては隣家から盗む場合も)くれるのでしばしば「ゴブリン」としての扱いもなされる。
ドイツでも家蛇信仰がみられる。
脚注
[編集]- ^ a b c ローズ,松村訳 (2004)、340頁。
参考文献
[編集]- ローズ, キャロル『世界の怪物・神獣事典』松村一男監訳、原書房〈シリーズ・ファンタジー百科〉、2004年12月。ISBN 978-4-562-03850-3。