コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ピニンファリーナ ミトス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピニンファリーナ・ミトス
ボディ
エンジン位置 縦置きミッドシップ
駆動方式 RWD
パワートレイン
エンジン 水平対向12気筒 DOHC
最高出力 390ps/6,300rpm
最大トルク 50.0kgm/4,500rpm
変速機 5速MT
車両寸法
ホイールベース 2550mm
全長 4305mm
全幅 2110mm
全高 1055mm
車両重量 1250kg
テンプレートを表示

ピニンファリーナ・ミトスフェラーリ・ミトスとも、Pininfarina Mythos )は、フェラーリピニンファリーナが協力して手掛けたコンセプトカーである。

概要

[編集]

1989年の東京モーターショーで発表された。ミトスはフェラーリテスサロッサをベースとし、イタリアのデザインハウス、ピニンファリーナがデザインした。当時は蜜月関係にあったフェラーリとピニンファリーナは、量産車だけでなく多くのショーカーやコンセプトカーを世に送り出していた。1984年に発表されたフェラーリ・ピニン以来、5年ぶりにピニンファリーナの名を冠したフェラーリだった。[1]

ミトスとはギリシャ語で神話や伝説などの意味がある。

1980年代末、日本はバブル景気に突入しスーパーカー第二黄金期が到来した。その時代スポーツカーレーシングカーが近く、レーシング・フェラーリの多くが、ピニンファリーナの手になるバルケッタ・ボディだったことへの回帰を表現したという。ミトスの美しいデザインは、日本をはじめ世界中のデザイナーに衝撃を与えた。デザインがメインな為、パワーユニットはベースとなったテスタロッサからパワーアップされることはなかった。4942ccの排気量、390ps/50.0kgmというパワースペック、ミッションや駆動方式に変わりはなかった。しかし、デザインでは2100mmまで拡張されたリアセクション。リアは70mmほど広くなり1728mmになった。

参考文献

[編集]

SUPERCAR Chronicle 1966-2020/木村玄一/株式会社モーターマガジン社/2020/9/24

脚注

[編集]
  1. ^ 『SUPERCAR Chronicie 1966-2020』株式会社モーターマガジン社、2020年9月24日。 

関連項目

[編集]