ピューリッツァー賞 詩部門
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ピューリッツァー賞 詩部門(ピューリッツァーしょう しぶもん、Pulitzer Prize for Poetry)はピューリッツァー賞の部門の一つで、1922年よりアメリカ人の詩人に対して授与されている。
1918年と1919年の特別賞
[編集]詩部門が設立される前、アメリカ詩協会の助成金によって特別賞が授与された[1]。
- 1918年: 「Love Songs」:サラ・ティーズデール
- 1919年: 「Cornhuskers」:カール・サンドバーグ 、「Old Road to Paradise」:マーガレット・ウィドマー
受賞一覧
[編集]- 1922年 「Collected Poems」:エドウィン・アーリントン・ロビンソン
- 1923年 「The Ballad of the Harp-Weaver: A Few Figs from Thistles: Eight Sonnets in American Poetry」:エドナ・ミレイ
- 1924年 「New Hampshire: A Poem with Notes and Grace Notes」:ロバート・フロスト
- 1925年 「The Man Who Died Twice」:エドウィン・アーリントン・ロビンソン
- 1926年 「What's O'Clock」:エイミー・ローウェル
- 1927年 「Fiddler's Farewell」:レオノーラ・スパイヤー
- 1928年 「Tristram」: エドウィン・アーリントン・ロビンソン
- 1929年 「John Browns Body」:スティーヴン・ヴィンセント・ベネー
- 1930年 「Selected Poems」:コンラッド・エイキン
- 1931年 「Collected Poems」:ロバート・フロスト
- 1932年 「The Flowering Stone」:ジョージ・ディロン
- 1933年 「Conquistador」:アーチボルト・マクリーシュ
- 1934年 「Collected Verse」:ロバート・ヒルヤー
- 1935年 「Bright Ambush」:オードリー・ワーデマン
- 1936年 「Strange Holiness」:ロバート・P・T・コフィン
- 1937年 「A Further Range」:ロバート・フロスト
- 1938年 「Cold Morning Sky」:マリア・ザツレンスカ
- 1939年 「Selected Poems」:ジョン・グールド・フレッチャー
- 1940年 「Collected Poems」:マーク・ヴァン・ドーレン
- 1941年 「Sunderland Capture」:レオナルド・ベーコン
- 1942年 「The Dust Which」:ウィリアム・ローズ・ベネー
- 1943年 「A Witness Tree」:ロバート・フロスト
- 1944年 「Western Star」:スティーヴン・ヴィンセント・ベネー
- 1945年 「V-Letter and Other Poems」:カール・シャピロ
- 1946年 受賞作なし
- 1947年 「Lord Weary's Castle」:ロバート・ローウェル
- 1948年 「The Age of Anxiety」:W・H・オーデン
- 1949年 「Terror and Decorum」:ピーター・ヴィレック
- 1950年 「Annie Allen」:グウェンドリン・ブルックス
- 1951年 「Complete Poems」:カール・サンドバーグ
- 1952年 「Collected Poems」:マリアン・ムーア
- 1953年 「Collected Poems」:アーチボルド・マクリーシュ
- 1954年 「The Waking」:セオドール・レトゥキ
- 1955年 「Collected Poems」:ウォレス・スティーヴンス
- 1956年 「Poems - North & Sout」(エリザベス・ビショップ詩集、土曜美術社出版販売に収録):エリザベス・ビショップ
- 1957年 「Things of This World」:リチャード・ウィルバー
- 1958年 「Promises: Poems 1954-1956」:ロバート・ペン・ウォーレン
- 1959年 「Selected Poems 1928-1958」:スタンリー・クニッツ
- 1960年 「Heart's Needle」:W・D・スノッドグラス
- 1961年 「Times Three: Selected Verse From Three Decades」:フィリップ・マッギンレイ
- 1962年 「Poems」:アラン・デュガン
- 1963年 「Pictures from Breughel」:ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ
- 1964年 「At The End Of The Open Road」:ルイス・シンプソンズ
- 1965年 「77 Dream Songs」:ジョン・ベリーマン
- 1966年 「Selected Poems」:リチャード・エバーハート
- 1967年 「Live or Die」:アン・セクストン
- 1968年 「The Hard Hours」:アンソニー・ヘクト
- 1969年 「Of Being Numberous」:ジョージ・オッペン
- 1970年 「Untitled Subjects」:リチャード・ハワード
- 1971年 「The Carrier of Ladders」:ウィリアム・S・マーウィン
- 1972年 「Collected Poems」:ジェームズ・ライト
- 1973年 「Up Country」:マキシン・クーミン
- 1974年 「The dolphin」:ロバート・ローウェル
- 1975年 「亀の島」:ゲーリー・スナイダー
- 1976年 「Self-Portrait in a Convex Mirror」:ジョン・アッシュベリー
- 1977年 「Divine Comedies」:ジェイムズ・メリル
- 1978年 「Collected Poems」:ハワード・ネメロフ
- 1979年 「Now and Then」:ロバート・ペン・ウォーレン
1980年代
[編集]- 1980年 「Selected Poems」:ドナルド・ジャスティス
- 1981年 「The Morning of the Poem」:ジェイムズ・シェイラー
- 1982年 「The Collected Poems」:シルヴィア・プラス
- 1983年 「Selected Poems」:ギャルウェイ・ キンネル
- 1984年 「American Primitive」:メアリー・オリヴァー
- 1985年 「Yin」:キャロライン・カイザー
- 1986年 「The Flying Change」:ヘンリー・テイラー
- 1987年 「Thomas and Beulah」:リタ・ドーヴ
- 1988年 「Partial Accounts: New and Selected Poems」:ウィリアム・メレディス
- 1989年 「New and Collected Poems」:リチャード・ウィルバー
1990年代
[編集]- 1990年 「The World Doesn't End」:チャールズ・シミック
- 1991年 「Near Changes」:モナ・ヴァン・ダイン
- 1992年 「Selected Poems」:ジェイムズ・テート
- 1993年 「The Wild Iris」:ルイーズ・グリュック
- 1994年 「Neon Vernacular: New and Selected Poems」:ユセフ・コムニャカー
- 1995年 「The Simple Truth」:フィリップ・レヴィン
- 1996年 「The Dream of the Unified Field」:ジョリー・グラハム
- 1997年 「Live Together: New and Selected Poems」:リーゼル・ミュラー
- 1998年 「Black Zodiac」:チャールズ・ライト
- 1999年 「Blizzard of One」:マーク・ストランド
2000年代
[編集]- 2000年 「Repair」:C・K・ウィリアムズ
- 2001年 「Different Hours」:ステファン・ダン
- 2002年 「Practical Gods」:カール・デニス
- 2003年 「Moy Sand and Gravel」:ポール・マルドゥーン
- 2004年 「Walking to Martha's Vineyard」:フランツ・ライト
- 2005年 「Delights & Shadows」:テッド・クーザー
- 2006年 「Late Wife」:クラウディア・エマーソン
- 2007年 「Native Guard」:ナターシャ・トレザウェイ
- 2008年 「Time and Materials」:ロバート・ハス、「Failure」:フィリップ・シュルツ
- 2009年 「The Shadow of Sirius」:W.S.マーウィン
2010年代
[編集]- 2010年 「Versed」:レイ・アーマントラウト
- 2011年 「The Best of It: New and Selected Poems」:ケイ・ライアン
- 2012年 「Life on Mars」:トレイシー・K・スミス
- 2013年 「Stag's Leap」:シャロン・オールズ
- 2014年 「3 Sections」:Vijay Seshadri
- 2015年 「Digest」: Gregory Pardlo
- 2016年 「Ozone Journal」Peter Balakian
- 2017年 「Olio」:Tyehimba Jess
- 2018年 「Half-Light: Collected Poems 1965-2016」:Frank Bidart
- 2019年 「Be With」:フォレスト・ギャンダー
2020年代
[編集]- 2020年 「The Tradition」:Jericho Brown
- 2021年 「Postcolonial Love Poem」:ナタリー・ディアス
脚注
[編集]- ^ “prize winners by category Poetry”. pulitzer.org. 2021年11月13日閲覧。