ピーマカ
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ピーマカ | |
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フルコース | 前菜 |
発祥地 | 日本 |
地域 | 小笠原諸島 |
主な材料 | |
Cookbook ウィキメディア・コモンズ |
ピーマカ(英: pimaka)は小笠原諸島の伝統的な郷土料理[1][2]。生魚の酢漬け料理で[3][4]、前菜料理である[1]。ハワイ料理をルーツに持つ[2]。家庭料理ではあるが、レストランで提供されることもある[5]。
三枚おろしにしたイスズミを皮つきのまま薄切りにし塩を振り、しばらくしてから酢で洗う[6]。酢、砂糖、ダイダイ果汁で作った合わせ酢で、先のイスズミ、唐辛子、タマネギを漬け込んむ[6]。
語源はハワイ語で「酢」を表す「pinika」であるが、pinikaも英語の「vinegar」に由来する語である[3][4]。
出典
[編集]- ^ a b 高野智宏 (2020年3月20日). “八丈島や父島など、東京の美しき離島で見つける、心に刻む大切な時間。”. PenOnline. 2022年6月21日閲覧。
- ^ a b "小笠原". 出没!アド街ック天国. 2011年8月20日. TXNネットワーク. 2022年11月8日閲覧。
- ^ a b ダニエル・ロング、橋本直幸『小笠原ことばしゃべる辞典』南方新社、2005年、260頁。ISBN 9784861240447。
- ^ a b ダニエル・ロング『小笠原諸島の混合言語の歴史と構造』ひつじ書房、2018年、82頁。ISBN 9784894769045。
- ^ 榊原透雄、福田素子『世界遺産小笠原』JTBパブリッシング、2012年、112頁。ISBN 9784533087547。
- ^ a b “父島” (PDF). 東京都福祉保健局 (2020年3月20日). 2022年6月21日閲覧。