ファン・モガ
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ファン・モガ(朝鮮語: 황모과)は、韓国の女性小説家。韓国科学小説(SF)作家連帯の会員[1]。ソウル出身、東京在住。
経歴
[編集]漫画家を夢みて来日、4カ所ほど漫画家の制作スタジオを経験したが、デビューに至らず挫折。その後、IT企業で6年間働いた[2]。
東京居住中に韓国語で執筆した「モーメント・アーケード」で2019年第4回韓国科学文学賞中短編部門で大賞を受賞しデビュー。
2020年に韓国文化放送(MBC)で放映されたドラマシリーズ「SF8」の原作に短編「ARブラインドラブ」が選ばれる。
著書として、本作のほか日本の都市伝説を題材に日韓の友情を描いた「透明ランナー」など6作を収録した短編集『夜の顔たち』、中編『時計仕掛けのトッケビ』、長編『私たちが再び巡り逢える世界』などがある。
邦訳作品
[編集]- 『モーメント・アーケード』廣岡孝弥訳、クオン、韓国文学ショートショート、2022年4月
- 『透明ランナー』廣岡孝弥訳、2022年9月
脚注
[編集]- ^ “황모과 (Mogua HWANG) : 한국과학소설작가연대 회원작가 명단” (朝鮮語). sfwuk.org (2020年5月6日). 2023年2月4日閲覧。
- ^ a b “황모과 - YES24 작가파일”. www.yes24.com. 2023年2月4日閲覧。