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ファーター膨大部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファーター膨大部
大十二指腸乳頭
概要
表記・識別
ラテン語 Ampulla hepatopancreatica, ampulla Vaterii
MeSH D014670
ドーランド
/エルゼビア
a_32/12127886
グレイ解剖学 p.1199
TA A05.8.02.017
FMA 15076
解剖学用語
胆管周辺の模式図
肝臓、右肝管、左肝管総肝管胆嚢管総胆管胆嚢オッディ括約筋ファーター膨大部膵管膵臓十二指腸

ファーター膨大部(ふぁーたーぼうだいぶ、英語: ampulla of Vater)とは、胆膵管膨大部とも呼ばれており、膵管総胆管の結合部分を形成している。この膨大部は、大十二指腸乳頭に位置している。

ファーター膨大部は、前腸から中腸に移行する十二指腸の二番目の部位での途中の重要な目印であり、また、腹腔動脈と上腸間膜動脈に供給を停止する位置でもある。

追加画像

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参考

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  • "Ampulla, hepatopancreatic." Stedman's Medical Dictionary, 27th ed. (2000). ISBN 0-683-40007-X
  • Moore, Keith L. and Arthur F. Dalley. Clinically Oriented Anatomy, 4th ed. (1999). ISBN 0-683-06141-0