フィリップ島 (ノーフォーク島)
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フィリップ島 | |
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フィリップ島 北はノーフォーク島、南にある小島がフィリップ島である。 | |
所在地 | ノーフォーク島 |
所在海域 | 南太平洋 |
座標 | 南緯29度07分 東経167度57分 / 南緯29.117度 東経167.950度座標: 南緯29度07分 東経167度57分 / 南緯29.117度 東経167.950度 |
面積 | 1.90 km² |
最高標高 | 280 m |
プロジェクト 地形 |
フィリップ島(Philip Island)は、南太平洋のオーストラリア領ノーフォーク島に属する無人の小島である。
概要
[編集]ノーフォーク島の南に位置する、面積1.90km2の無人島である。火山活動により誕生した石灰岩の島で最高地点は海抜280m。
島の名は1788年にノーフォーク島に入植したフィリップ・ギドリー・キング中尉の名に因む。
元々、豊かな自然に恵まれた島だったが、かつてノーフォーク島の入植者が来島し、食料やスポーツなどの目的でヤギ、ブタ、ウサギなどを島に放ったため、生態系が乱れ、豊かな動植物の多くは失われてしまった。島の大半は不毛の荒地と化した。
ヤギとブタは20世紀に入って駆除されたが、ウサギは1988年までは駆除されなかった。島を保護する動きがあり、フィリップ島は1996年にノーフォーク島国立公園の一部となった。現在、島の自然保護に力が入れられつつある。海鳥や昆虫、ハイビスカスなど60種の植物が、現在でも島に生き残っている。