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フィリップ島 (ノーフォーク島)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィリップ島
フィリップ島
フィリップ島
北はノーフォーク島、南にある小島がフィリップ島である。
北はノーフォーク島、南にある小島がフィリップ島である。
所在地 ノーフォーク島の旗 ノーフォーク島
所在海域 南太平洋
座標 南緯29度07分 東経167度57分 / 南緯29.117度 東経167.950度 / -29.117; 167.950座標: 南緯29度07分 東経167度57分 / 南緯29.117度 東経167.950度 / -29.117; 167.950
面積 1.90 km²
最高標高 280 m
プロジェクト 地形
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フィリップ島固有種、Hibiscus insularis。

フィリップ島(Philip Island)は、南太平洋オーストラリアノーフォーク島に属する無人の小島である。

概要

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ノーフォーク島の南に位置する、面積1.90km2無人島である。火山活動により誕生した石灰岩の島で最高地点は海抜280m。

島の名は1788年にノーフォーク島に入植したフィリップ・ギドリー・キング中尉の名に因む。

元々、豊かな自然に恵まれた島だったが、かつてノーフォーク島の入植者が来島し、食料やスポーツなどの目的でヤギブタウサギなどを島に放ったため、生態系が乱れ、豊かな動植物の多くは失われてしまった。島の大半は不毛の荒地と化した。

ヤギとブタは20世紀に入って駆除されたが、ウサギは1988年までは駆除されなかった。島を保護する動きがあり、フィリップ島は1996年ノーフォーク島国立公園の一部となった。現在、島の自然保護に力が入れられつつある。海鳥昆虫ハイビスカスなど60種の植物が、現在でも島に生き残っている。

外部リンク

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