フィル・モグ
フィル・モグ Phil Mogg | |
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UFO - ドイツ・ヴァッケン公演(2019年8月) | |
基本情報 | |
出生名 | Phillip John Mogg |
生誕 | 1948年4月15日(76歳) |
出身地 | イングランド・ロンドン |
ジャンル |
ハードロック ヘヴィメタル |
職業 |
ミュージシャン シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル、ギター、ほか |
活動期間 | 1969年 - 現在 |
共同作業者 |
UFO MOGGS MOTEL |
公式サイト | ufo-music.info |
フィル・モグ(Phil Mogg, 1948年4月15日 - )は、イングランド出身のロックミュージシャン、シンガーソングライター。
HR/HMシーン確立までの黎明期を体現してきたボーカリストの一人。同国でロックバンド「UFO」を結成し、長年に渡りフロントマンを務めた。
甥は「QUIREBOYS」のベーシスト、ナイジェル・モグ。
来歴
[編集]首都ロンドンのウッドグリーンノース出身。1969年8月に長年の友人ピート・ウェイとアンディ・パーカーとともにロックバンド「UFO」を結成し、ボーカルを担当。
ドイツ出身のギタリスト マイケル・シェンカー加入後、バンドは世界的な成功を得る。マイケル脱退後は徐々に衰退し、その後ピートが脱退してもフィルはUFOの看板を守り続けたが、1988年に解散に到る。バンドは1992年に再結成。一時はマイケルの復帰・脱退を繰り返す等、混乱を乗り越え精力的に活動していたが、結成50周年のツアーをもって降板を表明している[1]。
UFO以外では、1990年代後半にピート・ウェイと共にモグ/ウェイというユニットを結成し、『Edge of the World』(1997年)と『Chocolate Box』(1999年)を発表。もっともこれは、マイケル・シェンカーの当時のマネージャーが、マイケル不在ではUFOと名乗れない旨の契約を強行したため、一時的に使わざるを得なかった名前であり、実質的にはUFOと見ていい。その後、この契約問題は解決し、再びフィルがUFOの名前を使えるようになった。なお、『Edge Of The World』に参加したエインズレー・ダンバーは、後にUFOのドラマーとなった。また2024年4月からは、モグ(ボーカル)、トニー・ニュートン(ベース、キーボード)、ニール・カーター(ギター、キーボード、ボーカル)、トミー・ゲントリー(ギター)、ジョー・ラザラス(ドラム)の5名で結成した新バンド・MOGGS MOTELとして活動を開始した[2][3]。
人物
[編集]UFOのバンド内では、気むずかし屋で英国流の冗談・偏屈のきつい性格の為、当時、英語が上手く話せず性格も内向的なマイケル・シェンカーとは相性が悪く精神的に追いつめてしまい、マイケルがバンドを飛び出して放浪する(数回)原因の1つになり、マイケル脱退を招いてしまう。その一方で、マイケルを自分の家に泊めて、フィルのガールフレンドと共に面倒を見ていたと言う一面も持っている。
ディスコグラフィ
[編集]- UFO
- →「UFO (バンド)」の作品は項目先を参照
- Mogg/Way
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- Edge of the World (1997)
- Chocolate Box (1999)
- $ign of 4
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- Dancing With St. Peter (2002)
脚注
[編集]- ^ “UFO、フィル・モグが50周年記念ツアーを最後にバンドからの引退を表明”. BARKS (2018年5月29日). 2018年8月26日閲覧。
- ^ “UFOのフィル・モグをフィーチャーした新バンドMOGGS MOTEL始動 デビューアルバム発売決定”. amass.jp (2024年6月14日). 2024年6月14日閲覧。
- ^ “UFOのフィル・モグ、新プロジェクトMOGGS MOTELを始動”. BARKS (2024年6月14日). 2024年6月14日閲覧。