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フィンシャルベオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィンスケールベオから転送)
フィンシャルベオ
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2004年2月19日
Mr. Greeley
Musical Treat
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Rathbarry Stud
馬主 Michael Ryan
調教師 Jim Bolger(アイルランド)
競走成績
生涯成績 17戦5勝
獲得賞金 £596,706
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フィンシャルベオまたはフィンスケールビオFinsceal Beo2004年 - )とはアイルランド競走馬である。主な勝ち鞍は2007年1000ギニー愛1000ギニー2006年マルセルブサック賞。2006年カルティエ賞最優秀2歳牝馬。主戦騎手はケヴィン・マニング

経歴

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2歳・3歳時代

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2006年4月にデビュー。デビュー戦は飾るもしばらくは下級戦を走っていたうえ勝てなかった。そのため初重賞となる10月にフランスで出走したマルセルブサック賞は13頭中重賞馬が1頭のみというさびしいメンバーの中でも11番人気に過ぎなかった。しかし低評価を覆し、それまでのタイムを1秒以上短縮するレースレコードで5馬身差圧勝。さらに次走のロックフェルステークスも楽勝し、この年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬に選出された。

2007年は1000ギニーから始動。ここも2馬身半差で優勝。勝ちタイム1分34秒94はそれまでのレコードを1秒以上短縮するもので、2000ギニーのレコードをも上回るものだった。1000ギニー前に既にオークスを回避することは決まっており、この後は愛1000ギニーに向かうことが予定されていたが、1000ギニー後突如連闘でプール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)に向かうことが表明された。英仏愛の1000ギニー3連覇となれば史上初の快挙であり、期待されたが、抜け出したところ最後ダルジナに頭差だけ交わされてしまった。その後愛1000ギニーは順当勝ちしたが続くコロネーションステークスでは8着と大敗。休養を挟んで出走したアイリッシュチャンピオンステークスでは最下位の6着に敗れ、続くオペラ賞でも5着に敗れた。

古馬時代

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2008年初戦はドバイデューティーフリーに出走。16頭中5着とまずまずの結果であったが、ダルジナウオッカといった有力牝馬に先着を許した。その後はタタソールズゴールドカップデュークオブマーマレードの2着、クイーンアンステークスでは1番人気に推されるもハラダサンの3着と善戦するものの勝ちきれていなかった。続くプリティーポリーステークスでは9着、ファルマスステークスでは7着、準重賞のダンスデザインステークスでは3着に終わった。その後競走馬を引退、繁殖牝馬となった。

年度別競走成績

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2006年(5戦3勝)カルティエ賞最優秀2歳牝馬

  • マルセルブサック賞(G1)、ロックフェルステークス(G2)

2007年(6戦2勝)

  • 1000ギニー(G1)、愛1000ギニー(G1)、2着 - プール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)

2008年(6戦0勝)

  • 2着 - タターソールズゴールドカップ、3着 - クイーンアンステークス

血統表

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フィンシャルベオ血統ミスタープロスペクター系/Bold Ruler4×5=9.38%、Native Dancer5×5=6.25%) (血統表の出典)

Mr. Greeley
1992 栗毛
父の父
Gone West
1984 鹿毛
Mr. Prospector Raise A Native
Gold Digger
Secrettame Secretariat
Tamerett
父の母
Long Legend
1978 栗毛
Reviewer Bold Ruler
Broadway
Lianga *Dancer's Image
Leven Ones

Musical Treat
1996 栗毛
*Royal Academy II
1987 鹿毛
Nijinsky II Northern Dancer
Flaming Page
Crimson Saint Crimson Satan
Bolero Rose
母の母
Mountain Ash
1989 鹿毛
Dominion Derring-Do
Picture Palace
Red Berry Great Nephew
Big Berry F-No.22-d


外部リンク

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