フィーバーキングII
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フィーバーキングIIは、1992年10月にSANKYOが開発、発売したドラム型デジパチ。保留連荘機。後の『フィーバークィーンII』に影響を与えた。
特徴
[編集]- 表示器に150mm×73mmの「デカドラム」を採用。
- リーチがいったん外れてワンクッション置いた後にリールが再始動して大当たりする演出があり、話題になった。
- 5ラインが有効。
- 大当たり時の効果音は、金属音のような音で「キーン!(キング)」と鳴る。
- 大当たり後、保留玉1、2、3個目が書き換えられ、大当たり確率1/16となる。フィーバーパワフルIIIに似ているが、保留玉4個目は書き換えられないため、初当たり後の連チャン率は同じだが、連チャン発生後の期待値はフィーバーパワフルIIIよりも低くなる。
- 始動口への入賞は必ずドラム下のステージを経由する構造であるため、ステージの個体差により入賞率が大きく左右され、釘調整が難しかった。「他の台に比べて目に見えて閉められている台」が狙い台であることが多く、当時はプロ御用達といわれていた。
- ドラム始動後の中リールの回転速度がゆっくりになるタイミング(中リールの前停止目からちょうど1回転したところ)を見ることで、リーチになるかどうかをリール停止前に判別することができた。
- CR版も存在する(確変突入率1/4、2回ループ)。再始動がどこからでも発生するように変更された他、アタッカー周辺の釘配置が変更された。釘配置変更の影響で、パンクが頻発した。確変中の大当たり確率や確変割合は公称よりも高く設定され、保留玉連チャンも存在する。
- 兄弟機メーカー、DAIDO・大同(現、ビスティ)からも、スペック違いの同名の台が販売されていた。
スペック
[編集]- 『フィーバーキングII』(1992年10月)
- 大当たり確率 1/254(メーカー発表値)
- 賞球数 7&15 大当たり16R10C
- 『CRフィーバーキングI』
- 大当たり確率(通常時)設定1:1/320 設定2:1/352 設定3:1/384
- 賞球数 5&15 大当たり16R10C
- 確変割合 4分の1・以降2回継続