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フィーバーメガポリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フィーバーメガポリスは、1996年2月にSANKYOが発売した、立体的なドラムを搭載しているパチンコ機のシリーズ名。

フィーバーメガポリスSPの1機種がある。

概要[編集]

ドラム型のデジパチ。全8種類の図柄のうち、7図柄かF図柄のいずれかが揃うと次回大当たりまで継続する、小当たりの確変に突入する。確変中はミニデジタルの確率が通常時の1/3から29/30にアップする。確変終了後は50回転の時短モードに突入する仕様で、時短中の小当たり確率は、通常時と同じだが、ミニデジタルの回転時間が通常時は約29秒のところ、約5.1秒に短縮される。本機には、確変終了後以外にも時短モードが存在しており、電源投入直後から最初の大当たりまでは、この時短モードと同じ状態になっている。[1]

スペック[編集]

  • フィーバーメガポリスSP
    • 賞球数 7&15
    • 大当たり最高継続 16R
    • 大当たり確率 1/241
    • 確変突入率 1/4
    • 時短突入条件 確変終了後50回転まで

図柄[編集]

  • F
  • 7
  • K
  • 5
  • 宇宙船
  • 3
  • V
  • A

演出[編集]

通常時は、ミニデジタルで小当たりに当選すると、0.3秒×1回電チューが開放される。[2]確変状態と時短中の場合は、0.9秒×2回電チューが開放される。[3]


左→右の順番で図柄が停止した際に、大当たり図柄が有効ライン上に揃えばノーマルリーチとなる。他には、ノーマルリーチ時に予告演出を伴うパターンと、左右の図柄が揃った状態で同時に回転するパターン、全図柄が揃った状態で回転する全回転パターンのリーチアクションもある。ノーマルリーチは予告の有無に関わらず、中出目が高速回転かスロー回転のいずれかに発展することがある。左右同時回転アクションは、左右の出目が停止するまでは中出目のみ高速回転し、左右停止後はスロー回転に移行する。全回転アクションは、そのまま全ての図柄が同時に停止するか、左右のみ停止して、中出目はスロー回転に移行する2パターンに分かれる。[2][4]

コンシューマ移植[編集]

サウンドトラック[編集]

  • 『SANKYO FEVER SOUNDS ザ・パチンコ・ミュージック・フロム・SANKYO 6』 キングレコード、1998年8月21日。KICA-1214。
    • BGMが収録されている。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 成澤浩一編著『白夜ムック44 パチンコ必勝大図鑑 1000』白夜書房、1999年5月15日。ISBN 978-4-89367-596-5 
  • 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド ルーキーズ 4』白夜書房、1996年4月1日。 共通雑誌コード T1017421040392。
  • 末井昭編著『デジパチ必勝ガイド Vol.12』白夜書房、1996年4月15日。 共通雑誌コード T1026667040486。
  • 末井昭編著『爆裂パチンコ一番 1996 5月号』白夜書房、1996年5月1日。 共通雑誌コード T1017505050484。

外部リンク[編集]