フェルナンデス・レーシング
フェルナンデス・レーシング (Fernández Racing) は、アメリカン・ル・マン・シリーズに参戦するメキシコのレーシングチーム。以前はチャンプカー・シリーズ、インディカー・シリーズ、ロレックス・スポーツカー・シリーズに参戦していた。チームは2001年にエイドリアン・フェルナンデスとトム・アンダーソンによって共同設立された。
オープン・ホイール
[編集]チームはチャンプカー・シリーズにフェルナンデスと中野信治を起用して参戦した。2003年は中野と契約を結ばず、フェルナンデスのみの1カー態勢に縮小して参戦したが、ポートランドで初勝利を記録した。一方IRLへは鈴木亜久里と手を組み、スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング (Super Aguri Fernandez Racing) としてロジャー安川を参戦させた。翌2004年シーズンは開幕直前に参戦予定を変更、フェルナンデス自身もIRLへの参戦を決定する。フェルナンデスはケンタッキー、シカゴ、カリフォルニアと3勝を挙げた。
2005年はモー・ナン・レーシングと手を組み、フェルナンデス自身はインディ500のみの参戦であった。スーパーアグリチームでは松浦孝亮を起用し、またデルファイ・フェルナンデス・レーシング (Delphi Fernandez Racing) としてスコット・シャープを起用した。チームはまたロウズのスポンサードを受けロレックス・スポーツカー・シリーズに参戦、フェルナンデスとマリオ・ハーバーフェルドがデイトナ・プロトタイプを走らせた。
アメリカン・ル・マン・シリーズ
[編集]2007年シーズンはインディカーおよびグランダム・シリーズから撤退し、パートナーであった鈴木亜久里との契約を解消、鈴木はパンサー・レーシングと提携しスーパーアグリ・パンサー・レーシング (Super Aguri Panther Racing) としてインディカーへの参戦を継続した。フェルナンデス・レーシングはアキュラの新たなLMP2プロジェクトに加わり、3つのファクトリーチームの内の1つとしてアメリカン・ル・マン・シリーズに参戦した。チームは第1のエンジン開発チームとして選ばれることとなった。
所属ドライバー
[編集]CART
[編集]- エイドリアン・フェルナンデス
- 中野信治
- マックス・パピス
- ルイス・ディアス (2 races)
IRLインディカー・シリーズ
[編集]Grand-Am/ALMS
[編集]- エイドリアン・フェルナンデス (Grand Am & ALMS 2006-)
- マリオ・ハーバーフェルド (Grand-Am)
- ルイス・ディアス (ALMS 2007-)
外部リンク
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