フェルナン・ルグロ
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フェルナン・ルグロ(フランス語: Fernand Legros、1931年1月26日 - 1983年4月7日)は、美術商。
エジプト王国イスマイリア生まれ。第二次世界大戦後パリに渡り、アメリカ女性と結婚、アメリカ合衆国の市民権を取得した。
贋作画家エルミア・デ・ホーリーと共謀し、鑑定書を真贋巧みに組み合わせて、少なくとも500点を超える偽の近代絵画を、世界各国の美術館や個人収集家に販売した。1967年に国際逮捕状が出され[1]、のち逮捕、投獄された(ルグロ事件)。
「エルミア・デ・ホーリー」も参照
ルグロ事件は、国立西洋美術館も巻き込まれており、また北森鴻の推理小説『狐罠』で言及されている。