フォルバン (駆逐艦・3代)
フォルバン | |
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基本情報 | |
建造所 | DCNロリアン造船所 |
運用者 | フランス海軍 |
艦種 | ミサイル駆逐艦 |
級名 | フォルバン級駆逐艦 |
艦歴 | |
計画 | ホライズン計画 |
起工 | 2002年4月8日 |
進水 | 2005年5月10日 |
就役 | 2008年12月19日 |
要目 | |
排水量 |
基準 5,600t 満載 7,050t |
全長 | 157.87m |
最大幅 | 20.3m |
吃水 | 5.4m |
機関 |
CODOG方式 2軸推進 GE=アヴィオ LM2500ガスタービンエンジン × 2基(51Mw) SEMT ピルスティクディーゼルエンジン × 2基(8.6Mw) |
速力 | 最大速 29kt |
乗員 | 195名 |
兵装 |
オート・メラーラ 76 mm 砲 × 2基 20mm機関砲 × 2基 シルヴァーA50 VLS×48セル (アスターSAM用) ミストラル近SAM 6連装発射機 × 1基 エグゾセSSM 4連装発射機 × 2基 MU90短魚雷3連装発射管 × 2基 |
搭載機 | NFH90 または EH101 × 1機 |
C4ISTAR |
AIRCOMER SENIT 8戦術情報処理装置 + リンク 11 / 16 PAAMS武器システム |
レーダー |
EMPAR 多機能 × 1基 S-1850M捜索 × 1基 |
ソナー | UMS 4110 CL ソナー |
電子戦・ 対抗手段 | SLAT対魚雷システム |
フォルバン(フランス語:Forbin, D 620)は、フランス海軍の駆逐艦。ホライズン計画におけるフランス採用版であるフォルバン級駆逐艦の1番艦。艦名は18世紀に活躍した海軍提督のクロード・ド・フォルバンに由来する。
艦歴
[編集]「フォルバン」は、DCNロリアン造船所で2002年4月8日に起工し、2005年5月10日に進水、2008年12月19日に就役しトゥーロン海軍基地に配備された。
公試中の2008年3月12日にロリアンから回航され、3月17日にトゥーロンに到着した[1]。
2009年3月3日、初の遠洋航海のためトゥーロンを出港した。最初の活動はヘリコプターの着艦検証で第36F海軍航空隊のAS 565が無事に着艦した。その後、ジブラルタル海峡を通過後、モロッコのカサブランカに寄港、ブラジル リオデジャネイロに向けて同月19日に出港。リオデジャネイロ港には同月30日まで滞在した。4月にはマルティニークのフォール=ド=フランス港に一週間滞在し、同月18日にアメリカ合衆国のノーフォーク港に寄港、同月21日ニューヨーク港に寄港する。翌22日から25日まで数回の式典が催された。
2009年5月5日にイタリアのラ・スペツィア海軍基地を訪問し同月7日に出港し、同年5月26日にアラブ首長国連邦のアブダビに設けられたフランス軍常設基地の開設式典に「F713 アコニト」と共に参加した[2]。同年6月5日に、アメリカ海軍の航空母艦「CVN-69 ドワイト・D・アイゼンハワー」を旗艦とする第50任務部隊と、一週間に渡る合同演習を実施した。同月12日にジブチ港に寄港して、ジブチ駐留フランス軍とともにADEX演習を実施。同年26日にトゥーロンに帰港した。
2011年3月には、リビア飛行禁止空域での海上封鎖任務のために「D651 ジャンバール」と共にリビア沖に派遣された。
2023年1月16日から1月20日まで、インド洋で航空母艦「シャルル・ド・ゴール」と駆逐艦「プロヴァンス」と共に、インド海軍との合同演習「ヴァルナ2023」に参加した[3]。
脚注
[編集]- ^ フランス海軍17/03/08 : La frégate de défense aérienne Forbin a fait son entrée dans le port militaire de Toulon2008年3月17日
- ^ 「海外艦艇ニュース」 『世界の艦船』2009年8月号
- ^ 「インド洋で実施! 仏印共同演習「ヴァルナ2023」」『世界の艦船』第991集(2023年4月号) 海人社 P.56-59