フォーエヴァー・ザ・シッケスト・キッズ
Forever the Sickest Kids | |
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出身地 | アメリカ合衆国テキサス州ダラス |
ジャンル |
エモ ポップ・パンク パワー・ポップ |
活動期間 | 2006年-現在 |
レーベル |
フィアレス・レコード (2012年-現在) モータウン (2006年-2011年) Kick Rock Music ユニバーサルミュージック |
公式サイト | ftskonline.com |
メンバー |
ジョナサン・クック オースティン・ベロー ケレブ・ターマン カイル・バーンズ |
フォーエヴァー・ザ・シッケスト・キッズ (Forever the Sickest Kids) とは、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のエモバンドである。
略歴
[編集]結成-契約
[編集]2006年後半、当時大学生だったマーク・スチュワートとケント・ギャリソンを中心にダラスにて結成。
バンド活動を本格的に始めておよそ半年後のある日、まだ自分達の楽曲を1曲も作成していないにもかかわらず、ジョナサンがアメリカ最大のロックインターネット専門サイト「PureVolume」を閲覧中に、マウスのクリックボタンを間違って押してしまい、300ドル余りを支払って自分達のバンドページを作成してしまう。その為、急遽デモ曲「Hey Brittany」をレコーディングし、アップロードすることになる。すると、みるみる内に話題となり、結果的に凄まじい再生回数を記録。そんな彼らを放っておくはずもなく、瞬く間に8社ものメジャーレーベルから誘いが掛かり、各社争奪戦の末、最終的にはモータウンが契約を勝ち取った。
メジャーデビュー-『Underdog Alma Mater』
[編集]そして2007年7月3日、1stEP「Television Off, Party On」でデビューを飾り、1年後の2008年4月29日に、1stフルアルバム『Underdog Alma Mater』をリリースした。これが全米アルバムチャート初登場45位を記録する。それからまもなくアメリカ大手音楽雑誌、オルタナティヴ・プレスの「22 Best Underground Bands」の第1位に選ばれる。同年8月にはサマーソニックに出演。
2009年3月には来日公演を行っている。また、11月17日にはミニアルバム『The Weekend: Friday』(胸騒ぎのウィークエンド:フライデイ)がリリースされた。
2ndアルバム『Forever The Sickest Kids』-メンバーの脱退
[編集]それから『The Weekend: Friday』の続編となるミニアルバム『The Weekend: Saturday』(衝撃のウィークエンド:サタデイ)を予定して制作されていたが、メンバー自らフルアルバムへの変更を決意。アルバムタイトルも変更となり、前作から約3年を経て2011年3月1日に、自身の名を冠した2ndフルアルバム『Forever the Sickest Kids』をリリース。全米アルバムチャート初登場33位。
プロデューサーには、David Bendethを起用している。このアルバムリリース直前にキーボード担当のケントがバンドから脱退しているため、この作品が彼が参加する最後のアルバムとなった。
2011年9月22日、ギター担当のマークが脱退することを発表。マークの脱退を受け、バンドはツアーメンバーにリコ・ガルシアを加えた。
移籍-現在『J.A.C.K.』
[編集]2011年半ばをもってモータウンから離れる事になったバンドだが、4人は止まることなく10月に「Shut the Front Door (Too Young for This)」、12月には初のクリスマス曲「Mistletoe is for Quitters」をリリースなど、精力的に活動を続けた。
2012年に入り、3月には3度目の来日公演を行った。同年9月10日にフィアレス・レコードとの契約を発表。
2013年6月25日に3rdアルバム『J.A.C.K.』をリリース。全米アルバムチャートにて初登場94位を記録。
特徴
[編集]シンセサイザーやヴォコーダーを使用したキャッチーでノリの良いサウンドで、インターネットサイト「PureVolume」にて人気を獲得。
「ジ・アカデミー・イズ」など、音楽的に同系統のパワー・ポップバンドと比べても、とにかくバカ騒ぎできるほど明るい楽曲が持ち味で、これまでリリースされた楽曲は、ほぼ全てが超ハイテンションなもので占められている。また、ミュージック・ビデオもユニークな物が多いのも特徴。
メンバー
[編集]現メンバー
[編集]- ジョナサン・クック / Jonathan Cook - (リードボーカル) (2006年-現在)
- オースティン・ベロー / Austin Bello - (ベース、ボーカル) (2006年-現在)
- ケレブ・ターマン / Caleb Turman - (ギター、ボーカル) (2006年-現在)
- カイル・バーンズ / Kyle Burns - (ドラムス) (2006年-現在)
旧メンバー
[編集]- ケント・ギャリソン / Kent Garrison - (ピアノ/キーボード) (2006年-2011年)
- 2011年1月に脱退。
- マーク・スチュワート / Marc Stewart - (ギター) (2006年-2011年)
- 2011年9月に脱退。
ツアーメンバー
[編集]- リコ・ガルシア / Rico Garcia - (ギター) (2011年-現在)
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]発売日
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タイトル
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レーベル
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全米アルバムチャート最高位[1] |
2008年4月29日 | 45位
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2011年3月1日 | モータウン
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33位
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2013年6月25日 | 94位
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シングル
[編集]発表
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タイトル
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収録アルバム
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2008年 | Whoa Oh! (Me vs. Everyone) | Underdog Alma Mater |
She's a Lady | ||
2009年 | What Do You Want from Me | The Weekend: Friday |
2010年 | She Likes (Bittersweet Love) | |
Keep On Bringing Me Down | Forever the Sickest Kids | |
2011年 | Crossroads(I Guess You Can Say Things Are Getting Pretty Serious) | |
Summer Song | ||
Shut the Front Door (Too Young for This) | Non-album single | |
Mistletoe is for Quitters | ||
2013年 | Chin Up Kid | J.A.C.K.
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Nice to Meet You |
EPs
[編集]- Television Off, Party On (2007年7月3日)
- The Sickest Warped Tour (2007年7月16日)
- Hot Party Jamz EP (2008年3月22日)
- The Weekend: Friday(胸騒ぎのウィークエンド:フライデイ) (2009年11月17日)
カバー
[編集]- Punk Goes Crunk: Contributed "Men in Black", originally by ウィル・スミス (2008年)
- Underdog Alma Mater: Deluxe Edition: Contributed "Love Story", originally by テイラー・スウィフト (2009年)
- Punk Goes Classic Rock: Contributed "Crazy Train", originally by オジー・オズボーン (2010年)
- Punk Goes Pop 5: Contributed "We Found Love", originally by リアーナ (2012年)
ゲスト参加
[編集]- "Lucky Girl" by The Tattle-Tales(ft. Forever the Sickest Kids) (2006年)
- "Jumping(Out the Window) (The Remix) [Guitar Down Version]" by Ron Browz(ft. Forever the Sickest Kids) (2009年)
- "Um Lance, Não Um Romance" by Cine(ft. Forever the Sickest Kids) (2010年)
脚注
[編集]- ^ “ビルボード・アルバムチャート”. billboard (billboard). オリジナルの2012年10月21日時点におけるアーカイブ。 2009年3月18日閲覧。