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フォーチュン (駆逐艦・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
艦歴
起工 1933年7月5日
進水 1934年8月29日
就役 1935年4月27日
その後 1943年5月31日にカナダ海軍に移籍[1]
性能諸元
排水量 基準:1,428トン、満載:1970トン
全長 329 ft (100.3m) o/a
全幅 33 ft 3 in (10.13 m)
吃水 12 ft 6in (3.81 m)
機関 アドミラリティ・ボイラー3基
推進力 パーソンズ蒸気タービン2基
最大速力 35.5ノット (65.7 km/h;40.9 mph)
乗員 145名
センサー ASDIC(アクティブ・ソナー)
兵装 QF 120mm(4.7 in)Mk IX単装砲 4基
ヴィッカース 0.5インチ4連装機銃 2基
533mm(21 in)4連装魚雷発射管 2基
爆雷 20発
爆雷投射機 2基
爆雷投下軌条 1軌

フォーチュン (HMS Fortune, H70) はイギリス海軍F級駆逐艦

艦歴

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本国艦隊に配属されたが、1936年から39年のスペイン内戦中にイギリスとフランスが共和国軍・国民党軍双方に課した武器禁輸措置を実施するために、地中海艦隊に編成された。

1939年9月の第二次世界大戦の開始から数週間後、ドイツの潜水艦に対する攻撃を支援し、1940年4月から6月のノルウェーの戦いで小規模な作戦に参加した[2]

「フォーチュン」は1940年半ばにH部隊の一員としてジブラルタルに配備され、メルセルケビール海戦に参加した[3][4]

1940年から41年にマルタへの多数の護送船団を護衛したが、1941年半ばにイタリアの爆撃機によって大きな損傷を負う。船体の修理が完了した後、「フォーチュン」は地中海艦隊に一時的に所属し、1942年初頭にインド洋の東洋艦隊に移籍された。東洋艦隊ではマダガスカルの戦いで空母の護衛任務を務めた。1943年2月、「フォーチュン」は本国に帰投した。

1943年半ばに「フォーチュン」はカナダ海軍に移籍され、「サスカチュワン (HMCS Saskatchewan)」と改名された。その後、1946年1月28日に退役。1947年12月にスクラップとして売却された。

船鐘

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「サスカチュワン」の船鐘は2009年現在、ブリティッシュコロンビア州ナナイモバンクーバー島軍事博物館に保存されている[5]

脚注

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  1. ^ Battle Honours”. Britain's Navy. 25 Jan 2019閲覧。
  2. ^ English, p. 83; Rohwer, p. 37
  3. ^ English, p. 83; Rohwer, pp. 38, 42
  4. ^ Smith, pp. 68–69
  5. ^ Christening bells Archived 30 December 2009 at the Wayback Machine.

外部リンク

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