フクドジョウ科
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フクドジョウ科 | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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下位分類群 | ||||||||||||||||||||||||
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フクドジョウ科 (Noemacheilus) は、ドジョウ上科に属す科の1つ。46属630種だとされている。タニノボリ科に含むとする説もある。
分布
[編集]形態
[編集]口髭は3-4対で、やや縦扁する。腹鰭基部は背鰭基部よりも前方にある。体長は5-30cmほど[1]。
生態
[編集]基本的に川底に生息し、雑食性[1]。
下位分類
[編集]- Claea属
- Draconectes属
- Dzihunia属
- Eidinemacheilus属
- Hedinichthys属
- Heminoemacheilus属
- Homatula属
- Indoreonectes属
- Paracobitis属
- Paranemachilus属
- Paraschistura属
- Petruichthys属
- Physoschistura属
- Protonemacheilus属
- Pteronemacheilus属
- Qinghaichthys属
- Rhyacoschistura属
- Sasanidus属
- Schistura属
- Sectoria属
- Seminemacheilus属
- Speonectes属
- Sphaerophysa属
- Sundoreonectes属
- Tarimichthys属
- Traccatichthys属
日本のフクドジョウ科
[編集]日本ではフクドジョウ属とホトケドジョウ属で6種。このうち1種が外来種である[1]。
ホトケドジョウ属(Lefua属)は、鼻孔に1対と口部に3対の計8本の口髭をもつ。体は円筒形。鰾がよく発達しており、よく泳ぐ。朝鮮半島、極東ロシア、中国の広東省以北、日本列島に8種が知られている。日本には5種が分布する[1]。
フクドジョウ属(Barbatula属)は、3対の計6本の口髭をもつ。体はやや縦扁する。腹部は白く、尾鰭後縁は浅く二叉する。ヨーロッパからアジア東北部の冷温帯に16種が知られている。日本には1種が分布する[1]。