フクンターニ
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フクンターニ(マダガスカル語: Fokontany)もしくはフクタンとは、マダガスカルの行政単位の1種である。
マダガスカルが設置している行政単位としては、地域圏(Faritany、Region)、地域(Fivondronana、District)、コミューン(Kaominina、Commune)の下位に位置する最小のものである[1]。第二共和制において1975年に導入された[2]。
2007年の法律上の位置づけとしては、フクンターニは集落、村、都市の一地域が該当する存在で、住民はフクヌルナ(Fokonolona)と呼ばれる共同体を構成する。共同体は長と次長に加えて独自の委員会を有している。委員の資格は、読み書きが可能な18歳以上に限定されている[3]。
デイーナン(Dinam)と呼ばれるフクヌルナ単位での掟が存在している[2][例 1]。
例
[編集]出典
[編集]- ^ “ムララノクロム総合環境保全・農村開発促進手法開発プロジェクト 事業事前評価表” (PDF). 国際協力機構. p. 4. 2015年8月31日閲覧。
- ^ a b 深澤秀夫. “II.ツィミヘテイ族社会におけるムラ”. 2015年8月31日閲覧。
- ^ “Organisation, fonctionnement et attributions des Fokontany”. Ministère auprès de la Présidence de la République chargé de la Décentralisation et de l'Aménagement du Territoire. 2015年8月31日閲覧。
- ^ 緑川久雄 (2003年10月10日). “「緑の島マダガスカル」の再生”. ODAメールマガジン. 外務省. 2015年8月31日閲覧。