フサリニンCオルニチンエステラーゼ
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フサリニンCオルニチンエステラーゼ (fusarinine-C ornithinesterase) は、次の化学反応を触媒する酵素である。
- N5-アシル-L-オルニチンエステル + H2O N5-アシル-L-オルニチン + アルコール
したがって、この酵素の基質はN5-アシル-L-オルニチンエステルと水、生成物はN5-アシル-L-オルニチンとアルコールである。
この酵素は加水分解酵素に属し、特にカルボン酸エステルに作用する。系統名はN5-acyl-L-ornithine-ester hydrolaseである。別名にornithine esteraseと5-N-acyl-L-ornithine-ester hydrolaseがある。
出典
[編集]- Emery T (1976). “Fungal ornithine esterases: relationship to iron transport”. Biochemistry. 15 (13): 2723–8. doi:10.1021/bi00658a002. PMID 949472.