フジモトHD
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒101-8528 東京都千代田区内神田3-3-7 |
設立 | 2008年(平成20年)5月1日 |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 2010001136237 |
事業内容 | グループ内における経営計画・管理ならびにそれに付随する業務 |
代表者 |
代表取締役社長 藤本久士 代表取締役副社長 松浦由治 |
資本金 | 20億円 |
売上高 |
24億4800万円 (2023年10月期)[1] |
営業利益 |
7億3700万円 (2023年10月期)[1] |
経常利益 |
7億4700万円 (2023年10月期)[1] |
純利益 |
9億2600万円 (2023年10月期)[1] |
総資産 |
286億2600万円 (2023年10月期)[1] |
決算期 | 10月 |
主要子会社 |
ピップ株式会社 ピップ物流株式会社 ワダカルシウム製薬株式会社 アブコ株式会社 |
外部リンク | www.fujimoto-hd.co.jp |
フジモトHD株式会社(フジモトホールディングス[2])は製薬会社のピップやワダカルシウム製薬等のピップグループを統括する純粋持株会社である。一般的な業種としては総合商社に割り振られる。業界大手の売上高を誇る。
和文社名ではフジモトHDとHDは略称で表記されているが、英文社名ではFUJIMOTO HOLDINGSと表記する。
概要
[編集]当社の事業子会社の一つであるピップ株式会社は元々、1908年に創業された「藤本真次商店」が起源で、1928年に合資会社藤本商店として法人化されたが、経理応急措置令により1946年に解散となり、藤本商店の機能は大阪藤本商事株式会社(おおさかふじもとしょうじ、後のピップフジモト株式会社)に、東京支店の機能は東京藤本商事株式会社(とうきょうふじもとしょうじ、後のピップトウキョウ株式会社[3])に東西分離され、以降、半世紀以上にわたって各々が事業を展開してきたが、商品開発については以前から「ピップエレキバン」や「スリムウォーク」など、両社のノウハウが結集された製品を市販化してきた。そんな折、全国を網羅するネットワーク網を整備し、市場に合わせたマーチャンダイジング事業を強化するために、主に西日本で展開していたピップフジモト株式会社と主に東日本で展開していたピップトウキョウ株式会社が2008年5月に経営統合し、事業持株会社としてピップ株式会社を設立した[4]。
そして、両社が持つノウハウや経営資源を集結し、競争力を強化するため、2010年11月に合併。両社は64年ぶりに一つの企業となった。その際、事業持株会社の名称だったピップ株式会社は合併した事業子会社の名称となり、当社は純粋持株会社としてフジモトHD株式会社に商号変更した。
沿革
[編集]- 2008年(平成20年)5月 - ピップフジモト株式会社とピップトウキョウ株式会社が株式移転により経営統合し、事業持株会社としてピップ株式会社を設立
- 2009年(平成21年) - ピップフジモト株式会社の子会社だったワダカルシウム製薬株式会社全株式を会社分割(簡易吸収分割)により、当社へ継承、子会社化する。
- 2010年(平成22年)11月 - グループ内の再編により、当社は純粋持株会社として、フジモトHD株式会社に商号変更。合わせて、ピップフジモト株式会社がピップトウキョウ株式会社を吸収合併してピップ株式会社に商号変更され、旧ピップトウキョウ株式会社の子会社だったピップ物流株式会社とピップケアウェル安心株式会社を現物配当により子会社化。
- 2011年(平成23年)7月 - フットサロンの経営や化粧品の輸入販売を行うアブコ株式会社の全株式を取得し、完全子会社化[5]。
- 2012年(平成24年)11月 - 事業のグループ内統合に伴い、子会社のピップ株式会社から大阪彩都研究室を当社に移管[6]。
- 2013年(平成25年)11月 - 子会社のピップ株式会社が保有していた蓓福(上海)商貿有限公司の全株式を取得し、完全子会社化[7]。
- 2014年(平成26年)2月 - 事業のグループ内再編に伴い、子会社のアブコ株式会社が保有していたフィトメール・ジャパンの株式を当社に移管[8]。
- 2015年(平成27年)
- 3月 - 中国子会社だった蓓福(上海)商貿有限公司の当社出資持分のすべてを蘇州中化薬品工業有限公司へ譲渡。併せて、蓓福(上海)商貿有限公司と子会社のピップ株式会社との間で販売代理店契約を締結し、中国におけるピップ商品の総販売代理店となる[9]。
- 4月 - 子会社のピップ株式会社の子会社(孫会社)の坂東株式会社の既存事業を同じく孫会社の八神商事株式会社へ譲渡[10]。
- 5月
- 6月 - 当社子会社のピップ&ウィズ株式会社において、以前からロボット関連事業における共同開発パートナーである株式会社ウィズへ第三者割当増資を行い、当社と株式会社ウィズの折半出資による合弁会社化[13]。
- 11月 - 子会社のアブコ株式会社が、同じく子会社のフィトメール・ジャパン株式会社を吸収合併[14]。
- 2016年(平成28年)2月 - 三代サービス株式会社と合弁で運送事業を担うスリーエスライン流通株式会社を設立し、同社の関東営業所の業務を引き継いで事業を開始[15]。
- 2018年(平成30年)2月 - 子会社のピップケアウェル安心株式会社の全株式を株式会社ニシケンへ譲渡[16](譲渡に伴い、ケアウェル安心株式会社へ社名変更される)。
主要グループ会社
[編集]- ピップ株式会社
- ピップ物流株式会社(物流事業・労働者派遣業など)
- ワダカルシウム製薬株式会社(医薬品・健康食品の製造販売)
- アブコ株式会社(フットケアサロン「フットバランス」の運営、化粧品の輸入販売)
関連項目
[編集]出典・注釈
[編集]- ^ a b c d e フジモトHD株式会社 第16期決算公告
- ^ フジモトHD株式会社の情報|国税庁法人番号公表サイト
- ^ なお、1984年から1992年までの8年間は東西共にピップフジモト株式会社であり、ピップフジモト株式会社(大阪)、ピップフジモト株式会社(東京)と区別していた
- ^ 『グループ再編に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ピップ株式会社、2010年7月1日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『アブコ株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2011年7月27日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『事業のグループ内統合に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2012年5月29日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『関係会社株式の取得に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)2013年11月29日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『事業のグループ内再編に関するお知らせ』(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2013年11月5日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『中国子会社の出資持分譲渡に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2015年2月17日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『グループ会社の事業譲渡に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2015年2月10日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『シェアードサービス会社開設について』(PDF)(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2015年4月3日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『新会社運営のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2015年4月3日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『新合弁会社運営開始のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2015年6月4日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『グループ子会社間の吸収合併に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2015年8月20日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『運送会社設立のお知らせ』(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2016年3月1日 。2019年11月14日閲覧。
- ^ 『子会社の株式譲渡に関するお知らせ』(プレスリリース)フジモトHD株式会社、2017年12月12日 。2019年11月14日閲覧。