フタホセンナ
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フタホセンナ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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フタホセンナの花
(インド タミル・ナードゥ州) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Senna didymobotrya (Fresen.) H.S.Irwin et Barneby | |||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Cassia bracteosa Welw. ex W.Bull | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
African senna, popcorn senna, candelabra tree, and peanut butter cassia |
フタホセンナ(学名:Senna didymobotrya[1])はマメ科センナ属の低木~小高木。別名コヤシセンナ[2]。
特徴
[編集]樹高3 m程度になる灌木。葉は偶数羽状複葉で小葉は8–16対、各小葉は卵状長楕円形~狭倒卵形~長楕円形で長さ2–6 cm、幅1.5–2 cm、先端は丸く微凸端。葉柄は長さ6–8 cmで羽軸は25–50 cm。総状花序は腋生して直立し、長さ25–50 cmで黄色の花を多数つける。花序先端の蕾の部分は黒褐色を呈する。豆果は扁平で長さ7.5–10 cm、幅1.5 cm[3][4][2]。
分布と生育環境、利用
[編集]熱帯アフリカ、エチオピア原産で、沖縄本島や先島諸島で観賞用に栽培[3][4][2]。南アフリカ、メキシコ、オーストラリア及び米国カリフォルニア、フロリダ、ハワイへ帰化[5]
脚注
[編集]- ^ (米倉 & 梶田 2003)
- ^ a b c (海洋博覧会記念公園管理財団 1997, p. 143)
- ^ a b (初島 & 中島 1979, p. 225)
- ^ a b (根本 & 滝戸 1997, p. 50)
- ^ “Senna didymobotrya (Fresen.) H. S. Irwin & Barneby GRIN-Global”. npgsweb.ars-grin.gov. 2024年5月8日閲覧。
参考文献
[編集]- 米倉浩司・梶田忠 (2003年). “フタホセンナ Senna didymobotrya”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). http://ylist.info/. 2024年4月30日閲覧。
- 初島住彦; 中島邦雄『琉球の植物』講談社、1979年。 ※旧属名Cassia didymobotrya表記
- 根本智行; 滝戸道夫「センナ・ディディモボトリア」『朝日百科 植物の世界』 5巻、朝日新聞社、東京、1997年、50頁。ISBN 9784023800106。
- 海洋博覧会記念公園管理財団『沖縄の都市緑化植物図鑑』新星出版、沖縄県那覇市、1997年。ISBN 9784902193732。 ※ 旧属名Cassia didymobotrya表記
外部リンク
[編集]- ハネセンナ&フタホセンナ ガジ丸が想う沖縄
- コヤシセンナ 四季の山野草
- カワラケツメイ(河原決明)とカッシア・ディディモボトリア(コヤシセンナ)の特徴 山野草を育てる
- コヤシセンナ GKZ植物事典