フッ化イットリウム(III)
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フッ化イットリウム(III) | |
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別称 yttrium trifluoride | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 13709-49-4 |
PubChem | 83679 |
ChemSpider | 75502 |
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特性 | |
化学式 | YF3 |
モル質量 | 145.9 g/mol |
外観 | 白色粉末 |
密度 | 4.01 g/cm3 |
融点 |
1660 K |
沸点 |
2503 K |
水への溶解度 | 不要 |
酸への溶解度 | 可溶 |
屈折率 (nD) | 1.51 (500 nm) |
構造 | |
結晶構造 | 斜方晶, oP16, SpaceGroup = Pnma, No. 62 |
危険性 | |
EU Index | Not listed |
引火点 | 不燃性 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
フッ化イットリウム(III)(フッかイットリウム さん、英: yttrium(III) fluoride)は YF3 の組成式を持つ無機化合物である。天然には純粋な形では存在しない。イットリウムを含むフッ化物の鉱物として、トヴェイト石-(Y) (Y,Na)6Ca6Ca6F42 やガドリナイト-(Y) NaCaY(F,Cl)6 が挙げられる。蛍石からイットリウムの混合物が見つかることがある。
合成
[編集]YF3 は酸化イットリウム(III)(イットリア)か水酸化イットリウム(III)をフッ化水素と反応させることにより得られる。
用途
[編集]フッ化イットリウム(III)は金属イットリウム、薄膜、ガラス、セラミックスの製造に使われる。