フランシス・ザ・ミュート
『フランシス・ザ・ミュート』 | ||||
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マーズ・ヴォルタ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2004年1 - 8月 オーストラリア バイロン・ベイ 373 Ewingsdale カリフォルニア州ヴァン・ナイズ 6540 Matilija カリフォルニア州バーバンク 291 South Lake Street カリフォルニア州ロサンゼルス3400 Eagle Rock Blvd プエルトリコ サン・フアン 453 Mario Julia Industrial Park カリフォルニア州ノース・ハリウッド 5161 North Cartwright Ave カリフォルニア州ロサンゼルス 3222 Los Feliz Blvd ニューヨーク州ニューヨーク 441 West 53rd Street | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック、エクスペリメンタル・ロック、ポストロック、ラテン・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
Gold Standard Laboratories ユニバーサルミュージック | |||
プロデュース | オマー・ロドリゲス・ロペス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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マーズ・ヴォルタ アルバム 年表 | ||||
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『フランシス・ザ・ミュート』(Frances the Mute)は、アメリカ合衆国のバンド、マーズ・ヴォルタが2005年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[17]。
背景
[編集]2004年1月に日本とオーストラリアでツアーを行ったマーズ・ヴォルタは、オーストラリアで本作のレコーディングを開始した[18]。そして、2004年8月までレコーディングが続けられ、プエルトリコではカエルの鳴き声も録音された[18]。
本作よりホアン・アルデレッテがベーシストとして加入。前作『ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム』(2003年)でベースを弾いたフリーは、今回は「ザ・ウィドウ」と「ミランダ・ザット・ゴースト・ジャスト・イズント・ホーリー・エニィモア」でトランペットを担当した[19]。また、「ラ・ヴィア・ラ・ヴィアケス」ではジョン・フルシアンテがギター・ソロを弾いた[19]。「カッサンドラ・ジェミニイ」はCDでは8トラックに分けて収録されたが、CDの裏ジャケットでは5部構成の曲として記載されている[19]。
反響
[編集]アメリカのBillboard 200では4位に達し、バンド初のトップ10入りを果たして[3]、2009年10月にはRIAAによってゴールドディスクに認定された[20]。また、本作からのシングル「ザ・ウィドウ」はBillboard Hot 100で95位、『ビルボード』のモダン・ロック・チャートで7位、メインストリーム・ロック・チャートで25位に達した[3]。
ノルウェーのアルバム・チャートでは初登場1位を記録し、3週連続でトップ10入りした[2]。
収録曲
[編集]全曲ともオマー・ロドリゲス・ロペスとセドリック・ビクスラー・ザヴァラの共作。
- キュクノス…ヴィスムンド・キュクノス - "Cygnus....Vismund Cygnus" - 13:02
- A. サーコファガイ - "Sarcophagi"
- B. アンビリカル・シラブルズ - "Umbilical Syllables"
- C. ファシリス・デセノス・アヴェルニ - "Facilis Descenus Averni"
- D. コン・サフォ - "Con Safo"
- ザ・ウィドウ - "The Widow" - 5:50
- ラ・ヴィア・ラ・ヴィアケス - "L'Via L'Viaquez" - 12:21
- ミランダ・ザット・ゴースト・ジャスト・イズント・ホーリー・エニィモア - "Miranda That Ghost Just Isn't Holy Anymore" - 13:09
- A. ヴェイディ・ミーカム - "Vade Mecum"
- B. ポア・アナザー・アイスピック - "Pour Another Icepick"
- C. ピサシス - "Pisacis (Phra-Men-Ma)"
- D. コン・サフォ - "Con Safo"
- カッサンドラ・ジェミナイ - "Cassandra Gemini" - 32:28
- A. タランティズム - "Tarantism"
- B. プラント・ア・ネイル・イン・ザ・ネイヴァル・ストリーム - "Plant a Nail in the Naval Stream"
- C. ファミンパルス - "Faminpulse"
- D. マルチプル・スパウス・ウーンズ - "Multiple Spouse Wounds"
- E. サーコファガイ - "Sarcophagi"
参加ミュージシャン
[編集]- オマー・ロドリゲス・ロペス - ギター、シンセサイザー
- セドリック・ビクスラー・ザヴァラ - ボーカル
- アイザイア・アイキー・オーウェンズ - キーボード
- ホアン・アルデレッテ - ベース
- ジョン・セオドア - ドラム
- マルセル・ロドリゲス・ロペス - パーカッション
アディショナル・ミュージシャン
- フリー - トランペット
- ジョン・フルシアンテ - ギター
- ラリー・ハーロウ - ピアノ、クラビネット
- エイドリアン・テラサス・ゴンサレス - フルート、サックス
- レニー・カストロ - パーカッション
- デヴィッド・キャンベル - ストリングス・アレンジ、ホーン・アレンジ、指揮
- Salvador (Chava) Hernandez - トランペット
- Wayne Bergeron - トランペット
- ランディ・ジョーンズ - チューバ
- ロジャー・マニング - ピアノ
- Nicholas Lane - トロンボーン
- William Reichenbach - バス・トロンボーン
- Larry Corbett - チェロ
- スージー片山 - チェロ
- Fernano Moreno - ヴァイオリン
- Erick Hernandez - ヴァイオリン
- Diego Casillas - ヴァイオリン
- Ernesto Molina - ヴァイオリン
- Joel Derouin - ヴァイオリン
- Roberto Cani - ヴァイオリン
- Mario De Leon - ヴァイオリン
- Peter Kent - ヴァイオリン
- Josefina Vergara - ヴァイオリン
- The Coqui of Puerto Rico
脚注・出典
[編集]- ^ a b ORICON STYLE
- ^ a b norwegiancharts.com - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ a b c Mars Volta - Awards : AllMusic
- ^ australian-charts.com - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ swedishcharts.com - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ ultratop.be - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ finnishcharts.com - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ charts.org.nz - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ MARS VOLTA | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
- ^ Mars Volta | Longplay-Chartverfolgung - musicline.de
- ^ dutchcharts.nl - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ The Mars Volta - Frances The Mute - austriancharts.at
- ^ ultratop.be - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ lescharts.com - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ spanishcharts.com - The Mars Volta - Frances The Mute
- ^ The Mars Volta - Frances The Mute - hitparade.ch
- ^ 日本初回盤CD(UICU-1082)帯
- ^ a b 日本盤CD(UICU-1082)ライナーノーツ(古川琢也、2005年1月)
- ^ a b c Mars Volta, The - Frances The Mute (CD, Album) at Discogs
- ^ RIAA公式サイト内SEARCHABLE DATABASE - 引用符付きの"FRANCES THE MUTE"と入力して検索すれば表示される