フランシス・ダグラス (初代キルヘッド男爵)
ドラムランリグ子爵および初代キルヘッド男爵フランシス・アーチボルド・ダグラス（Francis Archibald Douglas, Viscount Drumlanrig, 1st Baron Kelhead、1867年2月3日 – 1894年10月18日）は、イギリスの政治家、貴族。自由党に属し、侍従たる議員を務めたが、27歳で父に先立って死去した[1]。
生涯
[編集]第9代クイーンズベリー侯爵ジョン・ダグラスと1人目の妻シビル（1845年5月28日 – 1935年10月31日、アルフレッド・モンゴメリーの娘）の息子として、1867年2月3日にメイフェアのチェスターフィールド・ストリート8号で生まれた[1]。
1881年から1884年までハーロー校で教育を受けた後、王立陸軍学校に進学した[1]。1887年6月18日に陸軍士官学校生徒から少尉としてコールドストリームガーズに配属され[2]、1890年7月23日に中尉に昇進した後[3]、1893年7月8日に軍務から引退した[4]。
1892年から1894年まで自由党所属の外務大臣ローズベリー伯爵の秘書官補（Assistant Private Secretary）を務め、1893年6月26日に連合王国貴族であるダンフリーズ州キルヘッドにおけるキルヘッド男爵に叙された[1][5]。同年7月1日に侍従たる議員に任命され[6]、1894年まで務めた[1]。
1894年10月18日、サマセット州クアントック・ロッジで銃猟の事故により死亡、ダンブリーズシャーのキンマウントで埋葬された[1]。生涯未婚であり、爵位は1代で廃絶した[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g Cokayne, George Edward; Doubleday, Herbert Arthur; Howard de Walden, Thomas, eds. (1945). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Oakham to Richmond) (英語). Vol. 10 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. pp. 706–707.
- ^ "No. 25710". The London Gazette (英語). 17 June 1887. p. 3285.
- ^ "No. 26088". The London Gazette (英語). 16 September 1890. p. 4997.
- ^ "No. 26419". The London Gazette (英語). 7 July 1893. p. 3844.
- ^ "No. 26415". The London Gazette (英語). 23 June 1893. p. 3570.
- ^ "No. 26418". The London Gazette (英語). 4 July 1893. p. 3781.
外部リンク
[編集]
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Mr Francis Douglas
| イギリスの爵位 | ||
|---|---|---|
| 爵位創設 | キルヘッド男爵 1893年 – 1894年 |
廃絶 |