フランシス・トレシャム (ゲームデザイナー)
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フランシス・トレシャム(Francis Tresham、1936年 - 2019年10月23日)は、イギリスを拠点とするボードゲームデザイナーであり、1970年代初めからボードゲームを制作してきた。
生涯
[編集]トレシャムは1971年にハートランド・トレフォイル社(Hartland Trefoil)を設立、経営してきた。同社は1997年にマイクロプローズに買収される[1]まで、代表作である「シビライゼーション」で良く知られていた。トレシャムがデザインした「1829」は、18xxシリーズの最初の作品であり[2]、彼のいくつかのボードゲームは、「レイルロードタイクーン」といったシド・マイヤーのコンピューターゲームに影響を与えた。
また、トレシャムはボードゲームにテクノロジー・ツリーのアイデアを最初に導入した。これはその後に制作されたボードゲームやコンピューターゲームに大きな影響を与えた。
トレシャム・ゲームズの社長を務め、18XXシリーズのゲームを制作し続けた。2013年には、最初にUKゲームズ・エキスポ殿堂入りを果たした数人のうちの一人となった[3]。
作品
[編集]- 1825
- 1829
- 1829 Mainline
- 1830
- 1853
- シビライゼーション (Civilization) - 日本では「文明の曙」として知られる。
- Revolution: The Dutch Revolt 1568-1648
- Shocks & Scares
- Spanish Main
- The Game of Ancient Kingdoms
参考文献
[編集]- ^ “MicroProse, Inc. Announces Acquisition of Creator of Civilization(TM) Board Game”. Press Release (MicroProse inc). (December 2, 1997)[リンク切れ]
- ^ 18xx Designers List on Blackwater Station
- ^ UK Games Expo Hall of Fame.