フランセス・ガルシア
フランセス・ガルシア Frances Garcia | |
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生年月日 | 1938年6月4日(86歳) |
出生地 | アメリカ合衆国 カンザス州ハッチンソン |
出身校 | ハッチンソン・コミュニティカレッジ |
前職 |
貯蓄顧問 融資事務役 |
称号 | 短期大学士(リベラルアーツ)(ハッチンソン・コミュニティカレッジ) |
在任期間 |
1985年4月 - 1986年4月 1989年4月 - 1990年4月 |
フランセス・ガルシア(スペイン語: Frances Garcia、1938年6月4日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。1985年から1986年までカンザス州ハッチンソンの市長を務めた後、1989年から1990年まで再任、アメリカ合衆国中西部初のヒスパニック女性市長となった[1]。
生涯
[編集]メキシコ系移民のジョー・G・カルビロ(Joe G. Calbilo)とミカエラ・チャベス(Micaela Chavez)の娘フランセス・カルビロ(Frances Calvillo)としてハッチンソンで生まれた。ハッチンソン高校(Hutchinson High School)で教育を受けた後、ソルトシティ経営学院(Salt City Business College)に進学して経営学を修了、ハッチンソン・コミュニティカレッジでリベラル・アーツの短期大学士号を得た。1960年、ジョン・T・ガルシア(John T. Garcia)と結婚、2子をもうける。1966年よりウェールズ百貨店(Wells Department Store)の審査役を務め、1968年にはリノ郡でタイピストとして働くようになる。1972年、貯蓄顧問(savings consultant)と融資事務役(loan secretary)になる。その後、背中の健康問題により辞任した。1983年から1990年までハッチンソン・メソジスト・ミニストリー(Hutchinson Methodist Ministry)のアウトリーチボランティアと通訳を務めた[1]。
ガルシアはハッチンソン市議会選挙に出馬、のち市長選挙に勝利して1985年4月から1986年4月まで市長を務めた。その後も市委員(city commissioner)を3年間務め続けた。1988年にカンザス州上院選挙に出馬して落選したが、1989年4月から1990年4月までハッチンソン市長を再任した[1]。退任後もリノ郡のcounty commissionerを務めた[2]。
1985年、ユナイテッド・ラテンアメリカン市民連盟(LULAC)から表彰を受け、翌年のLULAC女性討論会で再び表彰を受けた[1]。2010年、アメリカ合衆国ヒスパニック・リーダーシップ研究所(United States Hispanic Leadership Institute)からハンク・ラカヨ特別功労賞を受賞した[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c d Telgen, Diane (1993) (英語). Notable Hispanic American Women. pp. 167-170. ISBN 0810375788
- ^ a b “County Commissioner receives Lifetime Achievement Award” (英語). Country 102.9 Radio. (February 15, 2010)