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フランソワ・ジェニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フランソワ・ジェニー(François Gény、1861年12月17日 - 1959年12月26日[1])は、フランス法学者

人物

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19世紀末から20世紀初頭にかけて、サレイユエールリッヒカントロヴィッチらと共に自由法運動を牽引し、註釈学派法実証主義的思考を批判して、自然法の復活を提唱した。[2]。また、モーリス・オーリウと並ぶトマス主義法哲学の創始者であり、公法学のオーリウに対し、私法学の世界でトミズムを開拓し[3]、これはジャン・ダバンに受け継がれた[4]

主な著作

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  • 『実体私法の解釈方法と法源』二巻

脚注

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  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
  2. ^ 田中成明『現代法理学』(有斐閣,2011年)141頁、449頁
  3. ^ 水波朗『トマス主義の法哲学』(九州大学出版会,1987年)3頁、7頁
  4. ^ 水波朗『トマス主義の法哲学』(九州大学出版会,1987年)37頁