フランソワ・ダジャンクール
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フランソワ・ダジャンクール François d'Agincourt | |
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生誕 |
1684年 フランス、ルーアン |
死没 | 1758年4月30日 |
職業 | 作曲家、鍵盤楽器奏者 |
活動期間 | 後期バロック音楽 |
フランソワ・ダジャンクール(François d'Agincourt, 1684年 - 1758年4月30日)は、フランス後期バロック音楽の作曲家・鍵盤楽器奏者。
ノルマンディーのルーアン出身。ジャック・ボワヴァンとニコラ・ルベーグに師事した後、17歳でシテ島の聖マドレーヌ教会のオルガニストに指名される。1706年にボワヴァンを継いでルーアンのノートルダム大聖堂の教会オルガニストとなり、サントゥーアンの王立修道院にもオルガニストとして仕える。1714年に宮廷礼拝堂の4人のオルガニストの一人となり、年下のルイ=クロード・ダカンより優遇された。門人にジャック・デュフリがいる。
現存する作品には、以下のものが知られている。
- クラヴサン曲集(1733年):王妃に献呈されているものの、この年に没したフランソワ・クープランへの表敬作品となっている。クープランと同じく、組曲は「オルドル」と呼ばれ、描写的な性格的小品が伝統的な舞曲楽章よりまさっている。ダジャンクールの表現様式はメランコリーより快活さに満ちている。
- オルガン曲集(手稿譜)。
- (声楽と通奏低音のための)歌曲集(全2巻)
外部リンク
[編集]音源ファイル
[編集]"Suite du 2e ton" (organ)