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フランツ・ヨーゼフ・ニーデンツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フランツ・ヨーゼフ・ニーデンツ(Franz Josef Niedenzu、1857年11月29日 - 1937年9月30日)はドイツの植物学者である。

現在はポーランド領のコペルニキ(Koperniki、ドイツ語名 Köppernig)で生まれた。ニサで初等教育を受けた後、ブレスロー大学で数学と科学を学んだ。高校で教えた後、アドルフ・エングラーの研究助手となり、エングラーがベルリン大学の教授に招聘されるとニーデンツもベルリンに移った。

1892年にブラウンスベルクの高校(Lyceum Hosianum、後に)の数学と科学の教師となり、ブラウンスベルクに植物園を開き、トマトやアメリカ大陸の植物の栽培を行った。専門は植物分類学でエンゲラーの大系を発展させた。Christian August Friedrich Garckeの"Flora von Deutschland"(「ドイツの植物」)の20巻から22巻を編集した。キントラノオ科(Malpighiaceae)の研究で知られる。多くの植物の種や属の記載を行った。ニーデンツの記載した属にはAlcoceratothrix (Byrsonimaのシノニム)、Callyntranthele ( Blepharandraのシノニム)、CordobiaDiaspis (Caucanthusのシノニム)、MalpighiodesSprucinaがある。 1925年にAkademie Braunsbergの校長となった。

参考文献

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  • Robert Zander, Fritz Encke, Günther Buchheim, Siegmund Seybold (Hrsg.): Handwörterbuch der Pflanzennamen. 13. Auflage. Ulmer Verlag, Stuttgart 1984, ISBN 3-8001-5042-5.
  • S. Koß in Biographisches Lexikon des KV Band 7 (2010) S. 108 f ISBN 978-3-939413-12-7