フラヴィオ・サラマンカ

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フラヴィオ・サラマンカ(Flávio Salamanka, 1985年? - )は、ブラジル出身のバレエダンサーで、2006年よりドイツのカールスルーエ・バーデン州立劇場バレエ団の第一ソリスト[注釈 1]

来歴[編集]

ブラジル南東部の都市ヴィトーリアに生まれる[1]。父親は職業軍人[2]、母親はスペイン出身の元バレエダンサーで、3歳のときから母親にバレエの手ほどきを受けた。父親の転勤によって転居を繰り返したが、15歳の頃からブラジル北東部の都市レシフェでルシア・ゴンドラとルース・ローゼンバウム[注釈 2]に師事した。

17歳のとき、毎年開催のブラジル国際ダンス・セミナーで金賞を受賞し、奨学金を得てビルギット・カイルが主宰するマンハイムダンス・アカデミーで学んだ。翌2003年、バーデン州立歌劇場に専属バレエ団が新設されるのにともない、芸術監督となったカイルにソリストとして採用された。

カールスルーエではピーター・ライト版 『ジゼル』、マクミランロミオとジュリエット』、アシュトンリーズの結婚』 などの英国系の作品で主役を演じたほか、『アポロ』、『タランテラ』などのバランシン作品でも主役を踊っている。2009年11月にはC・ウィールドン改訂の 『白鳥の湖』 でジークフリート王子を踊った[3]

人物[編集]

憧れのダンサーはフェルナンド・ブホネス英語版だったという[1]。自身の目標は「知識を吸収して他者を追い越すこと」と述べている[2]

注釈[編集]

  1. ^ Erster Solist. ドイツのバレエ団の最高位。
  2. ^ 2人はStúdio de Dançasを主宰する。

脚注[編集]

  1. ^ a b Meira, Tatiana, "Salamanka é contratado na Alemanha", Pernambuco.com, 31 Agosto 2003.
  2. ^ a b Memórias - Dance Brasil 2009, Correio Braziliense.
  3. ^ Luber, Nike, "Traumwelt hinter Spiegeln", Badische Zaitung, 25 November 2009.

公式サイト[編集]