フリードリヒ・レフラー
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フリードリヒ・アウグスト・ヨハネス・レフラー | |
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生誕 |
1852年6月24日 フランクフルト・アン・デア・オーダー |
死没 |
1915年4月9日(62歳没) ベルリン |
国籍 | ドイツ帝国 |
研究分野 | 微生物学 |
研究機関 |
グライフスヴァルト大学 フリードリヒ・レフラー研究所 |
出身校 |
ヴュルツブルク大学 ベルリン大学 |
主な業績 | ジフテリア菌の発見 |
プロジェクト:人物伝 |
フリードリヒ・アウグスト・ヨハネス・レフラー(Friedrich August Johannes Loeffler, 1852年6月24日 - 1915年4月9日)はドイツの細菌学者。ジフテリア菌の発見者[1]。
人物
[編集]ヴュルツブルク大学、ベルリン大学で医学を学ぶ。軍医を経て、1879年から1884年まで国立衛生研究所に勤務し[2]、ロベルト・コッホの助手として働いた。1882年には日本からの留学生である緒方正規を指導した。1888年グライフスヴァルト大学 (University of Greifswald) の衛生学の教授となり、1913年ロベルト・コッホ研究所所長。
1884年にエドヴィン・クレープスとともにジフテリアの病原菌(ジフテリア菌)を発見した。そのほかにも口蹄疫のウイルス(ピコルナウイルス)を発見している。
グライフスヴァルト近郊のリームス島にあるフリードリヒ・レフラー研究所と、グライフスヴァルト大学医学部のフリードリヒ・レフラー医療微生物研究所は、彼の栄誉を讃えて命名された。
脚注
[編集]- ^ Chisholm, Hugh, ed. (1922). Encyclopædia Britannica (英語) (12th ed.). London & New York: The Encyclopædia Britannica Company. .
- ^ Rines, George Edwin, ed. (1920). . Encyclopedia Americana (英語).