フルスロットル (ゲーム)
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ジャンル | レースゲーム |
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対応機種 |
アーケード[AC] X68000[X68k] PlayStation 2[PS2] |
開発元 |
タイトー大阪 [X68k]SPS |
発売元 |
タイトー [X68k]シャープ |
デザイナー | 酒匂弘幸 |
プログラマー |
村田武司 石指武 島本享司 |
音楽 | 高木正彦 |
人数 | 1人プレイ専用 |
発売日 |
[AC]1987年 [X68k]1988年12月 [PS2]2007年3月29日 |
「フルスロットル」 (FULL THROTTLE) は、タイトーから1987年稼動開始した、キャノンボールを意識したレースゲーム。北米版タイトルは「Top Speed」。開発は当時存在したタイトー大阪研究所が担当[1]。 可動筐体であるDXタイプはデフォルメされた赤いボディの(海外では黒のバージョンもあった)自動車型の筐体に乗ってプレイする(非可動筐体のコクピットタイプは黄色のボディ)大型筐体ゲームとなっている。稼動期間は短く、やがて筐体だけを流用したチェイスH.Q.に置き換わっていった。
ニトロパワーの爆発的加速感はなんと500km/hとカタログに書いてある。
なお、ゲーム中のBGMはMar.(ZUNTATA)が担当している。
ゲームのルール
[編集]ステアリング、スタートボタン、アクセル&ブレーキペダル、シフトレバー&ニトロスイッチで操作を行う。全5ステージ。チェックポイント前ではなくステージ途中に分岐点があるが、ステージの最後には再び収束し、通るチェックポイントは必ず一つ。ゴールイン、または、残りタイムが0になるとゲームオーバー。ステージ5はコンティニュー不能。
ニトロについて
[編集]シフトレバーにニトロスイッチがあり、使用すると一定時間だけ加速される。なお、DIPスイッチ設定により、使えるニトロストック数を変更可能。(タイトーメモリーズII 下巻のオプション設定でも変更可能。)
- ニトロは1ステージ中に2~5回(初期設定は3回)使用可能。ただし、次のステージは持ち越せない。
DIP設定
[編集]アーケード版のDIP-SWは以下の通りである。(「*」は標準設定)
- DIP-SW A
- ゲームスタイル(1と2)
- コックピット ○×
- UPライト ○○
- テストモード(3)
- *通常 ×
- テスト ○
- デモサウンド(4)
- *有 ×
- 無 ○
- プレイ料金(コインA)(5と6)
- *1コイン1プレイ ××
- 1コイン2プレイ ○×
- 2コイン1プレイ ×○
- 2コイン3プレイ ○○
- プレイ料金(コインB)(7と8)
- *1コイン1プレイ ××
- 1コイン2プレイ ○×
- 2コイン1プレイ ×○
- 2コイン3プレイ ○○
- DIP-SW B
- 難易度(減算スピード)(1と2)
- *ランクB ××
- ランクA ○×
- ランクC ×○
- ランクD ○○
- タイマー(初期設定値)(3と4)
- *60秒 ××
- 70秒 ○×
- 50秒 ×○
- 40秒 ○○
- ニトロの回数(5と6)
- *3 ××
- 2 ○×
- 4 ×○
- 5 ○○
- コンティニュー(7)
- *無 ×
- 有 ○
- コンティニュー料金(8)
- *1コイン ×
- 1/2コイン ○
余談
[編集]- クラッシュ後にステアリングやペダルの再センタリングが行われるので、クラッシュ時にステアリングを切っておくと、復帰後の切れ角が異常になってしまう。同様にクラッシュと同時にブレーキペダルを踏むと巡航速度が320km/hを越えてしまう。
- スピーカーシステムは、フロントスピーカー1出力とボトムスピーカー1出力(恐らくウーハーと同様と思われる)。元々ステレオではない。
- 最近は見かけなくなった-5Vを必要とするため、電源に注意が必要。
- 基板のコネクタにアクセル1~3、ブレーキ1~3と、なぜかそれぞれ3入力あるが、用途は不明であり現在調査中。
移植作品
[編集]- X68000版
- PlayStation 2版
- 2007年3月29日発売のタイトーメモリーズII 下巻に収録。
脚注
[編集]- ^ タイトーメモリーズブックII下巻 P15