フルート協奏曲第2番 (ヴァインベルク)
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フルート協奏曲第2番 作品148は、ミェチスワフ・ヴァインベルクが1987年に作曲したフルート協奏曲。1961年に作曲されたフルートと弦楽のための協奏曲に続く2番目の作品である。
概説
[編集]ロシア国内での初演は不明だが、ロシア国外における初演は、2001年1月23日、スウェーデンのボロースにて、アンデシュ・ユーンヘルの独奏により行われた。曲はアレクサンドル・コルネイエフに献呈されている。 演奏時間は約20分。
楽器編成
[編集]独奏フルート、オーボエ、クラリネット3、ファゴット2、ホルン3、ティンパニ、打楽器、ハープ8、ピアノ、ヴァイオリン、アルト、チェロ、コントラバス
構成
[編集]急-緩-急の3つの部分からなる。
- Allegro
- Largo
- Allegretto – Andante molto ritenuto – largo
作風としてはショスタコーヴィチ風であり、第3楽章ではバッハの管弦楽組曲第2番やグルックの精霊の踊り等が引用されている。