フレゼリク・ア・ダンマーク (1753-1805)
フレゼリク・ア・ダンマーク Frederik af Danmark | |
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出生 |
1753年10月11日 デンマーク、コペンハーゲン、クリスチャンスボー宮殿 |
死去 |
1805年12月7日(52歳没) デンマーク、コペンハーゲン、アマリエンボー宮殿 |
配偶者 | ゾフィー・フリーデリケ・ツー・メクレンブルク |
子女 | 一覧参照 |
父親 | デンマーク=ノルウェー王フレゼリク5世 |
母親 | ユリアーネ・マリー・フォン・ブラウンシュヴァイク |
フレゼリク・ア・ダンマーク(Frederik af Danmark, 1753年10月11日 - 1805年12月7日)は、デンマーク王フレゼリク5世の末息子で、クリスチャン7世王の異母弟、クリスチャン8世王の父親。同国の摂政宮(在位1772年 - 1784年)。
生涯
[編集]フレゼリク5世王とその2番目の妃でブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル侯フェルディナント・アルブレヒト2世の娘であるユリアーネ・マリーの間の一人息子として生まれた。
3歳でホルシュタイン=ゴットルプ家のリューベック司教フレゼリク・アウグスト(後のオルデンブルク公)の協働司教に叙階され、ゆくゆくは次期司教となる予定だったが、デンマーク王室が王族男子を確保しておく必要から、デンマーク国外の司教領を継ぐことは中止された。1774年10月21日、メクレンブルク=シュヴェリーン公クリスティアン・ルートヴィヒ2世の孫娘ゾフィー・フリーデリケと結婚した。
異母兄のクリスチャン7世王が精神錯乱に陥り、さらに王妃キャロライン・マティルダとその愛人で独裁者のヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセが1772年に失脚すると、わずか18歳のフレゼリクが摂政宮に任命された。しかしフレゼリクによる統治は名ばかりで、国政の実権は母ユリアーネ・マリーと大臣オーヴェ・フーイ=グルベアが握っていた。
1784年に甥のフレゼリク王太子(国王フレゼリク6世)がクーデタを起こすと、フレゼリクは摂政の地位を王太子に譲った。1805年に死去した。
その後、1839年、フレぜリク6世が崩御した際、王には男子が無く、成人した二人の女子にも子が無かった。そこで、フレゼリクの長男であるクリスチャン8世が王位に就いた。
子女
[編集]妻との間に5人の子女をもうけた。
- ユリイェーネ・マリー(1784年)
- クリスチャン8世(1786年 - 1848年) - デンマーク王
- ユリイェーネ・ソフィー(1788年 - 1850年) - 1812年、ヘッセン=フィリップスタール=バルヒフェルト侯子ヴィルヘルムと結婚
- ルイーセ・シャロデ(1789年 - 1864年) - 1810年、ヘッセン=カッセル=ルンペンハイム方伯ヴィルヘルムと結婚
- フェアディナン(1792年 - 1863年)
系図
[編集]フレゼリクの子孫が、オレンボー朝を経て、今日のリュクスボー朝に繋がっている。
クリスチャン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハンス2 | フレゼリク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスチャン | クリスチャン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フレゼリク | ハンス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスチャン | (ゾンダーブルク家) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フレゼリク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスチャン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フレゼリク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスチャン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フレゼリク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスチャン | ルイーセ | フレゼリク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フレゼリク | ルイーセ | フレゼリク | ルイーセ | クリスチャン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスチャン | ルイーセ | フレゼリク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(リュクスボー朝) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||