フレッチ/死体のいる迷路
フレッチ/死体のいる迷路 | |
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Confess, Fletch | |
監督 | グレッグ・モットーラ |
脚本 |
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原作 |
グレゴリー・マクドナルド Confess, Fletch |
製作 | |
出演者 | |
音楽 | デヴィッド・アーノルド |
撮影 | Sam Levy |
編集 | Andy Keir |
製作会社 | ミラマックス |
配給 | ミラマックス (through Paramount Pictures) |
公開 |
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上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $20 million[1] |
興行収入 | $656,613[2][3] |
前作 | フレッチ登場!/5つの顔を持つ男 |
『フレッチ/死体のいる迷路』(フレッチ/したいのいるめいろ、原題:Confess, Fletch)は、2022年のアメリカ合衆国の犯罪コメディ映画。
概要
[編集]グレッグ・モットーラとZev Borowが共同で脚本を執筆し、G・モットーラは監督も務めた。グレゴリー・マクドナルドが1976年に発表した同名小説を原作とし、ジョン・ハムやロレンツァ・イッツォ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、カイル・マクラクラン、ロイ・ウッド・ジュニア、ジョン・スラッテリーらが出演している。
この映画は、『フレッチ/殺人方程式』(1985年)と『フレッチ登場!/5つの顔を持つ男』(1989年)に続く『フレッチ』シリーズ第3弾であるが、フレッチ役はチェビー・チェイスからジョン・ハムへと変更された。
本作は、2022年9月16日に、VOD方式での初配信と、少数の劇場で限定上映された後に、2022年10月28日にShowtimeで初放送された[4]。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替。
- アーウィン・モーリス・"フレッチ"・フレッチャー - ジョン・ハム(東地宏樹)
- アンジェラ・デ・グラッシ / 通称 "アンディ" - ロレンツァ・イッツォ(宮島依里)
- モンロー警部補 - ロイ・ウッド・ジュニア(駒谷昌男)
- ローランド・ホーラン - カイル・マクラクラン(森田順平)
- ボストンの美術商
- フランク・ジャフィー - ジョン・スラッテリー(仲野裕)
- フレッチの元上司であり現在はボストン・センチネル紙を経営
- 伯爵夫人 - マーシャ・ゲイ・ハーデン(野沢由香里)
- イヴ - アニー・マモロー(渡辺ゆかり)
- オーウェンの隣人
- オーウェンの元妻
- Junior Detective Griz - エイデン・メイエリ
- Detective #3 - エリカ・マクダーモット
- Yacht Club Security - ユージン・マーマン
- The Commodore - Kenneth Kimmins
- 伯爵 - ロバート・ピカード(内田紳一郎)
日本語吹替その他:田所陽向、岡純子、佐々木薫、木村香央里、三瓶雄樹、霧生晃司、大平あひる、鷲見昂大
日本語版制作スタッフ 演出:岩田敦彦、、翻訳:早川麻衣、制作:東北新社
製作
[編集]チェビー・チェイスが主演した『フレッチ/殺人方程式』(1985年)と『フレッチ登場!/5つの顔を持つ男』(1989年)の公開後、グレゴリー・マクドナルドの小説を基にしたシリーズのリブート企画は、幾度となく開発地獄に陥っていた。ケヴィン・スミスやジェイソン・リー[5]、ビル・ローレンスやザック・ブラフ[6]、ジェイソン・サダイキス[7]などの多くの関係者が、この企画に、携わっていた。
2020年7月、ジョン・ハムがグレッグ・モットーラが監督を務める、G・マクドナルドの小説『Confess, Fletch』の映画化作品に主演し、製作にも関与することが報じられた[8]。2021年6月にはマーシャ・ゲイ・ハーデンやカイル・マクラクラン、ロイ・ウッド・ジュニア、ジョン・スラッテリーがキャストに加わり、2021年6月28日からボストンで撮影が始まった[9][10]。2021年7月には、Ayden Mayeri、ロレンツァ・イッツォ、アニー・マモローがキャストに加わった[11]。2021年7月7日の時点で、ウースターでの撮影シーンが目撃されている[12]。この映画は27日間のみの撮影スケジュールで予算を組んでいたので、J・ハムとG・モットーラは3日間の追加撮影を確保するために給与の一部を返還した[13]。
評価
[編集]レビュー収集サイトのRotten Tomatoesでは、124人の批評家のレビューのうち85%が肯定的であり、平均評価は6.6/10である。同サイトのコンセンサスは、「奇抜なハチャメチャさを抑えつつも、非常に面白く、『Confess, Fletch』は、ジョン・ハムのコメディーの才能を発揮し、この長く眠っていたフランチャイズを見事に復活させた」と評価した[14]。加重平均を採用しているMetacriticは、32人の批評家による評価を100点満点中64点とし、「おおむね好評」であると表示した[15]。
続編
[編集]この映画の公開後まもなくして、モットーラ監督は1978年の小説『Fletch's Fortune』を基にした続編の執筆を依頼されたと述べたが、それが作られるかどうかは「わからない」とも付け加えた[1]。
脚注
[編集]- ^ a b Ryan, Mike (September 22, 2022). “Director Greg Mottola Hopes You've Noticed There's A New Fletch Movie Out That People Seem To Like”. Uproxx. September 22, 2022閲覧。
- ^ “Confess, Fletch (2022)”. Box Office Mojo. IMDb. September 30, 2022閲覧。
- ^ “Confess, Fletch (2022)”. The Numbers. Nash Information Services, LLC. September 30, 2022閲覧。
- ^ Fleming, Mike Jr. (July 13, 2022). “'Confess, Fletch' Heading For Showtime Berth; Miramax Sells Jon Hamm-Starrer To Paramount Global Content Distribution” (英語). Deadline Hollywood. July 13, 2022閲覧。
- ^ Drees, Rich (March 4, 2013). “Kevin Smith Tells Us How His FLETCH Relaunch Died In Development” (英語). FilmBuffOnline. June 29, 2021閲覧。
- ^ Baxter, Joseph (August 21, 2020). “Fletch Reboot Movie's Difficulties Explained by Former Director in Ted Lasso's Bill Lawrence” (英語). Den of Geek. June 29, 2021閲覧。
- ^ Giroux, Jack (August 16, 2019). “Jason Sudeikis Sees 'Fletch' as a Modern and Much-Needed Superhero” (英語). /Film. June 29, 2021閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (July 15, 2020). “'Fletch' Modern-Day Reboot In Works With Jon Hamm & Miramax”. Deadline Hollywood. July 15, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。June 29, 2021閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (June 25, 2021). “'Confess, Fletch': Miramax Movie Starts Filming Monday, Adds Marcia Gay Harden, Kyle MacLachlan & Roy Wood Jr.” (英語). Deadline Hollywood. June 25, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。June 29, 2021閲覧。
- ^ Taliesin, Julia (June 28, 2021). “Jon Hamm is filming a reboot of 'Fletch' around Boston”. Boston.com. June 29, 2021閲覧。
- ^ Vlessing, Etan (July 9, 2021). “John Slattery Reteams With Jon Hamm for Miramax's 'Fletch' Comedy Reboot”. The Hollywood Reporter. July 9, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。July 10, 2021閲覧。
- ^ Semon, Craig S. (July 7, 2021). “Jon Hamm in Worcester again today to film 'Confess, Fletch' scenes outside police station”. Telegram & Gazette. July 10, 2021閲覧。
- ^ Bergeson, Samantha (22 September 2022). “Jon Hamm Gave Back '60 Percent' of His 'Confess, Fletch' Salary to Finish the Film”. IndieWire. 2023年1月26日閲覧。
- ^ “CONFESS, FLETCH”. Rotten Tomatoes. 2022年10月2日閲覧。
- ^ “Confess, Fletch 2022”. Metacritic. 2022年10月3日閲覧。