フロイラ・ツァラム
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フロイラ・ツァラム Froyla Tzalam | |
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2022年 | |
出生地 | イギリス領ホンジュラス、トレド郡サンアントニオ |
出身校 |
トリニティ大学 サセックス大学 |
称号 | GCMG |
内閣 | ジョニー・ブリセーニョ内閣 |
在任期間 | 2021年5月27日 - 現職 |
女王 国王 |
エリザベス2世 チャールズ3世 |
デイム・フロイラ・ツァラム(Dame Froyla Tzalam)は、ベリーズのモパン族出身の人類学者。2021年から同国総督を務める。イギリス連邦史上、マヤ人初の総督である[1][2]。
経歴
[編集]トレド郡サンアントニオ村で誕生。トリニティ大学で人類学の学士号を取得後、サセックス大学で農村開発学の修士号を取得[3]。
長らく、サルストゥーン・テマシュ先住民族区管理センターの専務取締役に就任[4]。2017年1月に上院への総督指名の最終選考に残ったが、管理センターの職務に専念するため、総督指名を辞退[5]。
2021年4月22日にジョニー・ブリセーニョ首相はコルビル・ヤング総督の後任として、ツァラムが次期ベリーズ総督に指名されたと発表。ツァラムは2人目の女性総督となった[6]。2022年3月21日、ツァラムはベリーズのプラチナジュビリーツアー中に、ツアーを欠席した女王エリザベス2世の名代となったケンブリッジ公爵ウィリアム王子からGCMGを授与された[7][8][9]。
2022年9月に執り行われたエリザベス2世国葬では、ベリーズ代表として参列。エリザベス2世のことを「彼女は慈悲深く、尊敬していた。社会変化において、最も重要な人物だった」と哀悼の意を示した[10]。2023年のチャールズ3世とカミラの戴冠式にフランシス・フォンセカ下院議員と共に参列[11]。
脚注
[編集]- ^ “First Woman of Maya Descent Elected as Governor - General in the Commonwealth” (2021年5月31日). 2023年8月21日閲覧。
- ^ “Congratulatory Outpouring for GG Froyla T'zalam”. Channel5Belize.com. 2023年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月24日閲覧。
- ^ “froyla tzalam”. Namati. 2024年11月24日閲覧。
- ^ “Staff & Board of Directors”. www.satiim.org.bz. 2024年11月24日閲覧。
- ^ “SATIIM's Froyla Tzalam Explains Decision to Decline Nomination”. Channel 5 Belize. (2017年1月6日). オリジナルの2021年8月24日時点におけるアーカイブ。 2024年11月24日閲覧。
- ^ “PM Confirms Nomination of Froyla Tzalam as the next Governor General”. lovefm.com (22 April 2021). 23 April 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月23日閲覧。
- ^ “Court circular: March 21, 2022” 2024年11月24日閲覧。
- ^ “Governor General Froyla T'zalam Bestowed Title of Dame”. Channel5Belize.com. 2022年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
- ^ “Investiture Ceremony”. Twitter. 2024年11月24日閲覧。
- ^ “GG Froyla Tzalam to Attend The Queen's Funeral”. LoveFM. (9 September 2022). オリジナルの12 September 2022時点におけるアーカイブ。 12 September 2022閲覧。
- ^ “Principal Attendance at the Coronation of Their Majesties King Charles III and Queen Camilla, Saturday 6th May 2023”. The Coronation Roll. Government of the United Kingdom. 2024年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月24日閲覧。
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