フロリダマミズヨコエビ
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フロリダマミズヨコエビ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Crangonyx floridanus Bousfield, 1963 |
フロリダマミズヨコエビ(学名:Crangonyx floridanus)は、端脚目マミズヨコエビ科に分類されるヨコエビの一種。
分布
[編集]アメリカ南東部を原産地とする[1]。記載地はフロリダ州ハイランド郡である[1]。
アメリカの他地域(コロラド州、オレゴン州、カリフォルニア州)、日本(本州、四国、九州)に導入されて定着している[1]。日本での初記録は、1989年に古利根沼から利根川に流れる河川から見つかった個体である[1]。分布が確認されている地域は28都道府県におよぶ[1]。
特徴
[編集]体長約4-8mm。ニッポンヨコエビなど他の種とは、第1触角副鞭が2節である点で区別できる[1]。また、胸鰓はあるが、副鰓はみられず、第3尾肢の尾節板は切れ込まない[1]。
河川中・下流域のやや汚濁した環境や、25℃を超える水温でも生息ができる[1]。
参考文献
[編集]- ^ a b c d e f g h 金田彰二・倉西良一・石綿進一・東城幸治・清水高男・平良裕之・佐竹潔「日本における外来種フロリダマミズヨコエビ(Crangonyx floridanus Bousfield)の分布の現状」『陸水学雑誌』第68巻第3号、2007年、449-460頁、2012年8月25日閲覧。