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ブックリスタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ブックリスタ
booklista Co.,Ltd
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
107-0052
東京都港区赤坂2-5-27
SKIビル4F
設立 2010年7月1日
業種 情報・通信業
法人番号 7010401093172 ウィキデータを編集
事業内容 電子書籍共通配信プラットフォームの提供
代表者 村田茂(代表取締役社長)
保戸田英二(代表取締役副社長)
資本金 4億4500万円
発行済株式総数 17,800株
純利益 5,600万円
(2024年3月期)[1]
総資産 49億3,700万円
(2024年3月期)[1]
主要株主 KDDI株式会社 38.9%
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント 38.9%
凸版印刷株式会社 16.5%
株式会社朝日新聞社 5.5%
外部リンク https://www.booklista.co.jp/
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株式会社ブックリスタは、ソニー凸版印刷KDDI朝日新聞社が共同で設立した電子書籍事業会社[2][3]

電子書籍コンテンツの取次、配信プラットフォームの提供、プロモーション企画、オリジナル作品の制作などを行っている。

提携電子書籍ストアは、ソニーの「Reader Store」「コミックROLLY」とKDDIの「ブックパス」。

沿革

[編集]
  • 2010年平成22年)
    • 7月1日 - ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社が共同で電子書籍配信事業準備株式会社を設立[4]
    • 11月24日 - 電子書籍配信事業準備株式会社が株式会社ブックリスタとして事業会社化。
    • 12月10日 - ソニーの電子書籍配信サービス「Reader Store」サービス・提携開始。
    • 12月25日 - KDDIの電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」サービス・提携開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 8月10日 - 楽天の電子書籍ストア「Raboo」サービス・取次開始。
    • 10月20日 -「紀伊國屋書店BookWebPlus」へ電子書籍配信プラットフォーム提供開始。
  • 2012年(平成24年)
    • 7月5日 - 第三者割当増資により紀伊國屋書店が株主に加わったことを発表[5][6]
    • 12月3日 - KDDIの電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」が「ブックパス」にリニューアルし、読み放題プランの作品を提供開始。
    • 12月 - ブックリスタの開発したコンテンツ管理システムと「ブックパス」との接続開始
  • 2013年(平成25年)
    • 3月 - KDDIと共同開発したiOS向けブラウザビューアを「ブックパス」にてサービス開始。
    • 3月 - 楽天の電子書籍ストア「Raboo」サービス・取次終了。
    • 4月 - ブックリスタの開発したコンテンツ管理システムと「ブックパス」との接続開始。
  • 2014年(平成26年)
    • 2月26日 - エムオン・エンタテインメントと電子出版ブランド「otoCoto(オトコト)」を開始[7]
    • 4月 -「otoCoto」初の電子情報誌『Reader Store』発売
    • 12月 -「ブックパス」パソコン向けサービス開始、KDDIと共同開発したブラウザビューアを提供開始。
  • 2015年(平成27年)
    • 2月 -「otoCoto」沖縄編集部による初の紙本『COFFEE&BAKERY OKINAWA』発売
    • 3月 - XMDFと.bookのコンテンツをすべてEPUBフォーマットへ変更。
  • 2016年(平成28年)
    • 4月1日 - 「Reader Store」と「ブックパス」のビューワーシステムと配信プラットフォームを共通化[8]
    • 8月1日 - コラム&レビューの口コミサイト「シミルボン」をサービス開始[9]
    • 8月3日 - webメディア「otoCoto(オトコト)」をサービス開始[10]
  • 2017年(平成29年)5月31日 - ソニー株式会社から株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントに株主変更[11]
  • 2018年(平成30年)
    • 1月 - 入稿管理システム「BCS(ブックリスタ・コンテンツ・ステーション)」開発・運用開始。
    • 3月20日 - 紀伊國屋書店が保有する株式のすべてをソニー・ミュージックエンタテインメントとKDDIに譲渡[12]
    • 10月25日 - 電子書籍ブランド及びWebメディア「otoCoto(オトコト)」の商標権を、共同権利者であるエムオン・エンタテインメントとともにアマナに譲渡。
  • 2020年令和2年)2月 - 「ブックパス」が「au Wowma!」に出店、単品販売を開始。
  • 2021年(令和3年)
    • 5月 - 書籍・カタログ等の電子配信サービス「かんたんビューアー」を商標登録。
    • 9月22日 - 推し活アプリ「Oshibana」iOS版を正式リリース[13]
    • 第41回・第42回日本SF大賞が、ピクシブ株式会社・株式会社ブックリスタ協賛で行われた[14][15]
  • 2022年(令和4年)2月 - コンテンツ制作スタジオ「booklistaSTUDIO」を設立し、タテ読みコミック6作品を配信開始[16]
  • 2023年(令和5年)
    • 2月 - 第43回日本SF大賞が、ピクシブ株式会社・株式会社ブックリスタ協賛で行われた[17]
    • 3月 - ショートマンガ創作支援サービス「YOMcoma」β版をリリース[18]
    • 8月 - ソニー・ミュージックエンタテインメントのマンガアプリ「コミックROLLY」のサービス・提携開始。

出典

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  1. ^ a b 株式会社ブックリスタ 第14期決算公告
  2. ^ “ソニー、凸版、KDDI、朝日が電子書籍事業を本格化――「ブックリスタ」設立”. (2010年11月24日). https://www.itmedia.co.jp/ebook/articles/1011/24/news062.html 2010年11月24日閲覧。 
  3. ^ Sony Japan | ニュースリリース | 電子書籍配信事業準備株式会社が株式会社ブックリスタとして事業会社化
  4. ^ ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社 電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立” (PDF). ブックリスタ (2010年7月1日). 2017年4月23日閲覧。
  5. ^ 増資の実施および役員の異動について (PDF)
  6. ^ ブックリスタが増資、紀伊國屋書店が新株主として参加”. ITmedia eBook USER (2012年7月5日). 2012年10月17日閲覧。
  7. ^ ブックリスタとエムオン・エンタテインメントが電子出版ブランド「otoCoto(オトコト)」を立ち上げ!”. 2017年4月23日閲覧。
  8. ^ ブックリスタがauの電子書籍ストア「ブックパス」向けに新たなビューワーシステムを提供開始” (PDF). ブックリスタ (2016年4月1日). 2017年4月23日閲覧。
  9. ^ 良い本に出合うためのコラム&レビューの口コミサイト「シミルボン」本日よりサービス開始”. 2017年4月23日閲覧。
  10. ^ ブックリスタが贈る、大人のためのエンタメ&カルチャーに特化したwebメディア「otoCoto(オトコト)」オープン!”. 2017年4月23日閲覧。
  11. ^ 株主構成の変更について” (PDF). ブックリスタ (2017年6月1日). 2017年6月16日閲覧。
  12. ^ 株主構成の変更について” (PDF). ブックリスタ. 2018年3月23日閲覧。
  13. ^ いつでも推しと一緒!推し事アプリ「Oshibana」を正式リリース”. PR TIMES. 2022年7月17日閲覧。
  14. ^ 第41回日本SF大賞決定のお知らせ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月20日閲覧。
  15. ^ 第42回日本SF大賞決定のお知らせ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月20日閲覧。
  16. ^ pixivにて「booklistaSTUDIOマンガネーム大賞」の作品募集を本日から開始 大賞受賞作品は賞金のほか、タテ読みコミックの原作として連載化”. PR TIMES. 2022年7月17日閲覧。
  17. ^ https://sfwj.jp/awards/Nihon-SF-Taisho-Award/43/announcement-regarding-the-43rd-japan-sf-grand-prize.html
  18. ^ ショートマンガ創作支援サービス「YOMcoma」β版をリリース”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2023年3月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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