ブラシウス
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聖ブラシウス | |
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聖ブラシウス、ハンス・メムリンク画 | |
死没 | 316年 |
崇敬する教派 | カトリック教会・正教会・アルメニア使徒教会・東方典礼カトリック教会 |
記念日 | 2月3日 |
守護対象 | ドゥブロヴニク、喉の傷み、家畜 |
ブラシウス (ギリシャ語: Άγιος Βλάσιος, Agios Vlasios; アルメニア語: Սուրբ Բարսեղ、生年不詳 - 316年)[1]は、キリスト教の聖人。アルメニアの主教(司教)であったが、殉教した。カトリック教会・正教会・アルメニア使徒教会・東方典礼カトリック教会で聖人。祝日は2月3日。11世紀から12世紀にかけて、ヨーロッパで信仰が広まった。かつてはラグーサ共和国の守護聖人であったことから、ドゥブロヴニクの守護聖人となっている。
ギリシャ語の"Βλάσιος"は古典再建音では「ブラシオス」、中世・現代ギリシャ語では「ヴラシオス」と読まれる。教会スラヴ語・ロシア語にはВласий(ヴラシイ)と転写され、日本正教会では奉神礼で「ウラシイ」と呼称される。イタリア語ではBiagio(ビアージョ)となる。
注釈
[編集]- ^ Άγιος(ハギオス、アギオス)は「聖」の意。