ブラジロサウルス
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ブラジロサウルス | ||||||||||||||||||||||||
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ブラジロサウルスのホロタイプ標本
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地質時代 | ||||||||||||||||||||||||
ペルム紀前期 アルティンスキアン | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Brazilosaurus sanpauloensis Shikama & Ozaki, 1966 | ||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||
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ブラジロサウルス (Brazilosaurus) は、古生代ペルム紀前期に生息していた基盤的な有羊膜類。現在のブラジルに生息しており、化石はイラティ層から知られる。1966年に鹿間時夫と尾崎博によって命名された属で、模式種はBrazilosaurus sanpauloensisである[1]。
呼称
[編集]属名は「ブラジルのトカゲ」を意味する。発音はBra-zil-o-sore-us[2]。
形態
[編集]ホロタイプの個体で全長42〜45cm[2]。 首が長く歯が短い[3]。頸骨はメソサウルスは10個であるのに対し、ブラジロサウルスには15個ある[4]。
生態
[編集]淡水の環境で生活する[5]半水棲の肉食動物で、魚や他の小型水棲生物を捕食した[2]。
分類
[編集]以下のクラドグラムはRuta et al.による側爬虫類の系統解析によるもの[6]。
側爬虫類 |
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脚注
[編集]- ^ T. Shikama and H. Ozaki (1966). “On a Reptilian Skeleton from the Palaeozoic Formation of San Paulo, Brazil”. Transactions and Proceedings of the Palaeontological Society of Japan. New Series 64: 351–358.
- ^ a b c “Brazilosaurus”. www.prehistoric-wildlife.com. 2022年12月28日閲覧。
- ^ “コトバンク ブラジロサウルスとは”. 2022年12月28日閲覧。
- ^ 尾崎博『化石を探る 動物の生きた細く長い道』NHKブックス、1973年、83-85頁。
- ^ “北九州市立いのちのたび博物館”. 2022年12月28日閲覧。
- ^ “Amniotes through major biological crises: faunal turnover among Parareptiles and the end-Permian mass extinction”. MARCELLO RUTA, JUAN C. CISNEROS, TORSTEN LIEBRECHT, LINDA A. TSUJI, JOHANNES MÜLLER. 2022年12月28日閲覧。