ブランカとギター弾き
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『ブランカとギター弾き』(英題:BLANKA)は、2015年イタリア製作、2017年7月29日より日本公開された映画。長谷井宏紀による長編映画監督デビュー作品[1]。フィリピンを舞台にした映画。ギター弾きのピーター・ミラリは本作品完成後、突然の病により逝去した。
ストーリー
[編集]“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた…。
スタッフ
[編集]- 監督・脚本: 長谷井宏紀
- 製作: フラミニオ・ザドラ
- 制作: アヴァ・ヤップ
- 撮影: 大西健之
- 編集: ベン・トレンティーノ
- 助監督: マリネット・ルハンサ
- 音楽: アスカ・マツミヤ / フランシス・デヴェラ / アルベルト・ボフ
- 美術: ミミ・サンソンヴィオラ
- 衣装: アーミィ・クシェラ
- 録音: マーク・ロキシン
- プロダクションマネージャー: ウェンガイ・コンセプション
キャスト
[編集]受賞歴
[編集]- ヴェネツィア国際映画祭2015 マジックランタン賞、ソッリーゾ・ディベルソ賞 受賞[1]
- フリプール国際映画祭2016 観客賞
- カルカッタ国際映画祭2015 NETPAC賞
- サンタンデール国際映画祭2016 グランプリ
- シネジュヌ国際映画祭2016 グランプリ、特別賞
- テルアビブ国際チルドレン映画祭2016 モーゼ賞、最高賞
- オリンピア国際映画祭チルドレンとヤングピープル2016 ヒューマン・ヴァリュー賞
- リムースキ国際ユース映画祭2016 ベストチルドレン映画賞、グランプリ
- シネキッド映画祭2016 グランプリ
- キノオデッサ映画祭2016 グランプリ
- プロヴィデンス映画祭2017 グランプリ
- キキーフ映画祭2017 グランプリ
- 2017年度新藤兼人賞金賞(長谷井宏紀)[3]
脚注
[編集]- ^ a b “長谷井宏紀の初長編監督作「BLANKA」がヴェネツィアで2冠”. 映画ナタリー. ナターシャ (2015年9月17日). 2017年10月27日閲覧。
- ^ a b “新田恵海と柴田秀勝が「ブランカとギター弾き」で音声ガイドを担当”. 映画ナタリー. ナターシャ (2017年7月18日). 2017年10月27日閲覧。
- ^ “新人監督に贈られる新藤兼人賞、「ブランカとギター弾き」長谷井宏紀が金賞に”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年11月20日) 2017年11月20日閲覧。