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ブルース・エリアンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブルース・エリアンス
Bruce Arians
refer to caption
2021年のエリアンス
タンパベイ・バッカニアーズ
シニアフットボールコンサルタント
ポジション クォーターバック
生年月日 (1952-10-03) 1952年10月3日(72歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニュージャージー州パターソン
経歴
高校 ウィリアム・ペン高校
ペンシルベニア州ヨーク
大学 バージニア工科大学
所属歴
コーチ歴
1975–1977 バージニア工科大学
1978– 1980 ミシシッピ州立大学
1981–1982 アラバマ大学
1983–1988 テンプル大学 (HC)
1989–1992 カンザスシティ・チーフス
1993–1995 ミシシッピ州立大学
1996 ニューオーリンズ・セインツ
1997 アラバマ大学
1998–2000 インディアナポリス・コルツ
2001–2003 クリーブランド・ブラウンズ
2004–2011 ピッツバーグ・スティーラーズ
2012 インディアナポリス・コルツ
2013–2017 アリゾナ・カージナルス (HC)
2019–2021 タンパベイ・バッカニアーズ (HC)
エグゼクティブ歴
2022- タンパベイ・バッカニアーズ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(コーチとして)
2020(第55回)
その他受賞・記録(コーチとして)
NFL最優秀コーチ賞:2回(2012・2014)
ヘッドコーチとしての通算成績
(2020年終了時点)
レギュラーシーズン NCAA: 21–39 (.350)
NFL: 76–47–1 (.617)
ポストシーズン 5–2 (.714)
通算成績 NCAA: 21–39 (.350)
NFL: 81–49–1 (.622)
Coaching stats at PFR

ブルース・チャールズ・エリアンスBruce Charles Arians1952年10月3日 - )はアメリカ合衆国ニュージャージー州パターソン出身の元アメリカンフットボールコーチ。

2013年から2017年までNFLアリゾナ・カージナルスヘッドコーチを務め、2019年より2021年まではタンパベイ・バッカニアーズでヘッドコーチを務めた。また、2012年には、インディアナポリス・コルツで暫定ヘッドコーチを務めていた。アマチュアでは、1983年から1988年までテンプル大学のヘッドコーチを務めていた。アグレッシブなプレーを奨励する「リスクなくして、ビスケットなし」というスローガンで知られている。日本語のメディアでは「エイリアンス」「アリアンス」などの表記も見られる。

経歴

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バージニア工科大学時代はカレッジフットボールクォーターバックを務めていた。大学卒業後、選手としては引退し、バージニア工科大学で卒業アシスタントを務め、以降コーチとしての経歴を歩んでいく。

コーチとしてのキャリアの大半をクォーターバック(QB)担当コーチや攻撃コーディネーターとして過ごす。最初のインディアナポリス・コルツ在籍時はペイトン・マニングピッツバーグ・スティーラーズ在籍時はベン・ロスリスバーガーを指導。のちにNFL史に名を残すQBのキャリア初期の指導に関わった[1]

2012年にコルツの攻撃コーディネーターとなり、プロ1年目のアンドリュー・ラックの指導を行っていたが、チャック・パガーノヘッドコーチが白血病の治療を受けたとき、暫定ではあるが初めてNFLのヘッドコーチに就任した。コルツでの12週間の暫定ヘッドコーチの期間、前年のシーズンで2勝14敗だったチームを9勝3敗の成績に導き、プレーオフ出場を果たした。そのシーズンで、エリアンスは、暫定ヘッドコーチながらAP通信NFL最優秀コーチ賞を受賞した。

2013年よりアリゾナ・カージナルスのヘッドコーチに就任。ハイズマン賞受賞者でありながら安定した成績を残せずにいたカーソン・パーマーを正QBに成長させるなど手腕を示し、2度のポストシーズン出場、1度の地区優勝を果たす。2015年シーズンはNFCチャンピオンシップゲームへの出場を果たした。2014年シーズンには2度目のAP通信NFL最優秀コーチ賞を受賞した。

2017年に健康上の理由から一度コーチキャリアを引退するも、2019年にバッカニアーズのヘッドコーチに就任した[1]2020年にはニューイングランド・ペイトリオッツから移籍してきたQBトム・ブレイディと邂逅し、第55回スーパーボウルでチーム2度目のスーパーボウル制覇を果たした[2]。この時すでに68歳であり、スーパーボウルを制覇した最年長のヘッドコーチとなった。2022年3月30日、引退を発表した[3]

脚注

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  1. ^ a b 元HCエリアンスがバッカニアーズHCとしてNFL復帰へ”. NFL JAPAN (2019年1月9日). 2021年4月29日閲覧。
  2. ^ バッカニアーズ、18季ぶり王座 チーフス破る―スーパーボウル”. 時事ドットコム (2021年2月8日). 2021年4月29日閲覧。
  3. ^ Bruce Arians retiring as Buccaneers head coach; Todd Bowles to succeed him”. NFL. 2022年3月31日閲覧。

外部リンク

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