ブルー・デ・コース
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ブルー・デ・コース Bleu des Causses | |
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分類 | ブルーチーズ |
原料 | 牛乳[1][2] |
原産国 | フランス |
原産地 | アヴェロン県およびロット県の広域、ロゼール県、ガール県およびエロー県の一部[3] |
生産場所 | 酪農協同組合、酪農工場 |
生産期間 | 一年中 |
形状 | 円筒状 |
大きさ | 直径20cm、高さ8-10cmほど |
重量 | 2300-3000ggほど |
乾燥成分 | 53/100g |
脂肪分 | 45%以上 |
表皮 | 自然の皮 |
菌種 | ペニシリウム・ロックフォルティ ( Penicillium roqueforti )[3] |
熟成 | 最低70日。基本的に3-6カ月ほど。 |
呼称統制 |
AOC (1979[3]) AOP(1991[4]) |
ブルー・デ・コース(フランス語: Bleu des Causses)は、牛乳を原料としたブルーチーズ[3]。フランスのルエルグ地方(ラングドックとオーヴェルニュの間の地方。現在の行政区分ではアヴェロン県、タルヌ=エ=ガロンヌ県の一部を含む[5]。古い町に由来する呼び名[6])で作られる。
羊の乳を原料とするロックフォールと産地が重複する部分があるため、原料は違うものの仲間のように扱われるケースもある[7]。製造工程においてカードを型に入れる際に、これもロックフォールと同じくペニシリウム・ロックフォルティ ( Penicillium roqueforti )を混入する[3]。熟成も同じくコース地方(高原に由来する呼び名[2])の、自然にできた亀裂により通気の確保が可能な[8]洞窟内で行う[3]。ブルー・デ・コースのコースはこのコース地方名に由来する[2]。
内部にはアオカビが広がっており[2]、個性の強い香りを伴う[7]。味も個性が強いが、高い脂肪分のゆえに「クリーミー」「上品な味」などとも評される[7]。
脚注
[編集]- ^ 以下「基本情報」欄は、特記の無い限り下記文献による。
- ^ a b c d 本間るみ子; 増井和子; 山田友子 著、文藝春秋 編『チーズ図鑑』 182巻(7版)、株式会社文藝春秋〈文春新書〉、2009年、19頁。ISBN 4-16-660182-2。
- ^ a b c d e f 日仏料理協会 編『フランス 食の事典(普及版)』株式会社白水社、2007年、577頁。ISBN 978-4-560-09202-6。
- ^ “Bleu des Causses”. fromages-aop.com. 2014年10月22日閲覧。
- ^ 前掲 (日仏料理協会 2007, p. 726)
- ^ 前掲 (日仏料理協会 2007, p. 727)
- ^ a b c 本間るみ子 著、主婦の友社 編『チーズの選び方 楽しみ方』株式会社主婦の友社、2012年、90頁。ISBN 978-4-07-285215-6。
- ^ 前掲(本間, 増井 & 山田 2009, p. 118)。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、ブルー・デ・コースに関するカテゴリがあります。