ブーゲンビル (強襲揚陸艦)
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ブーゲンヴィル | |
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基本情報 | |
建造所 | インガルス造船所 |
運用者 | アメリカ海軍 |
艦種 | 強襲揚陸艦(LHA) |
級名 | アメリカ級強襲揚陸艦 |
前級 | ワスプ級 |
次級 | なし |
艦歴 | |
発注 | 2016年6月30日 |
起工 | 2019年3月14日 |
進水 | 2023年9月30日 |
現況 | 建造中 |
要目 | |
満載排水量 | 45,693 t |
全長 | 257 m |
最大幅 | 32 m |
飛行甲板 | 249.6×36.0 m |
吃水 | 7.9 m |
機関 | CODLOG方式 |
主機 |
高速機 ・LM2500+ガスタービン(35,000hp)×2基 巡航機 ・APS、4,000kW ディーゼル発電機×6基 ・補助電動機(5,000hp)×2基 |
出力 | 70,000hp |
最大速力 | 約22ノット |
航続距離 | 9,500海里(20ノット巡航時) |
乗員 |
士官:65名 曹士:994名 海兵隊員:1,687名~1,871名 |
兵装 |
・発展型シースパロー短SAM Mk 29 8連装発射機×2基 ・RAM近SAM Mk 49 21連装発射機×2基 ・Mk 15 20mm ファランクスCIWS×2基 ・Mk 38 25 mm 機関砲×3門 ・Mk 95 12.7mm連装機銃[1]7基 |
搭載艇 | LCAC-1×2隻 |
搭載機 |
制海艦運用の場合 V/STOL機を中心に20機前後 通常時 V/STOL機6機及び回転翼機を加えて合計約30機[2] |
C4ISTAR | SSDS Mk.2 mod.4(CEC, NTDS対応) |
レーダー |
・AN/SPY-6(V)2 EASR×1基 ・AN/SPS-49A(V)1 対空捜索用×1基 ・AN/SPQ-9B 低空警戒用×1基 |
電子戦・ 対抗手段 |
・AN/SLQ-32B(V)2 電子戦装置 ・Mk.53 NULKA デコイ装置 |
その他 | 掃海装備など |
ブーゲンビル(USS Bougainville,LHA-8)は、アメリカ海軍の強襲揚陸艦。アメリカ級強襲揚陸艦の3番艦。艦名はブーゲンビル島に因んで命名された。同名の艦としては2代目、先代はカサブランカ級航空母艦「ブーゲンビル」である。
主要変更点
[編集]「ブーゲンビル」はアメリカ級の3番艦であるが、その中でも初期建造型(フライト0)で問題となった舟艇運用能力の低さを改善した「フライト1」に属する艦であり、フライト0に属する1番艦「アメリカ」、2番艦「トリポリ」とは異なる点がいくつかある。
変更点
[編集]- 海兵隊が揚陸能力の弱体化を嫌ったため、フライト0では廃止されていたウェルドックが復活し、LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇の運用能力を獲得した。一方でLCACの搭載数についてはワスプ級強襲揚陸艦が3隻搭載できたのに対し2隻に減じている他、車両格納スペースはフライト0よりも更に削減されている。
- フライト0ではアイランド前方に設置されていたMk.29 GMLSやMk.49 GMLS、レドームをアイランド上に全て移動して省スペース化するとともに、アイランド前方に大型スポンソンを追加し、駐機場や整備場とすることでデッキ操作を効率化している。
- 対空捜索レーダーをAN/SPY-6エンタープライズ航空監視レーダー(EASR)に変更されている。
艦歴
[編集]「ブーゲンビル」は2016年6月30日に発注され、2019年3月14日にハンティントン・インガルス・インダストリーズのインガルス造船所で起工、2023年9月30日に進水した。2024年にアメリカ海軍に引き渡される予定である[3]。
出典・脚注
[編集]- ^ 軍事研究 2015年7月号 217頁
- ^ 『世界の艦船』2012年12月号 150-153頁
- ^ Eckstein, Megan (9 November 2016). “Mabus Names LHA-8 After Bougainville Island Campaign in World War II”. USNI News. U.S. Naval Institute. 9 November 2016閲覧。