ブーノス
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ブーノス(古希: Βούνος, Bounos, Būnos)は、ギリシア神話の人物である。長音を省略してブノスとも表記される。伝令神ヘルメースとアルキダメイアの子。コリントス王。
コリントスのエウメーロスによると、コリントスは後のコルキス王アイエーテースによって支配されていたが、アイエーテースはコルキスに去る際に王権をブーノスに預けたという。ブーノスの死後は、アローエウスの子エポーペウスがコリントスを支配した[1][2]。旅行家パウサニアースによると、アクロコリントスにはヘーラー・ブーナイアー(ブーノス勧請のヘーラー)の神域があり、ヘルメースの子のブーノスが創建したため、この名前で呼ばれたと述べている[3]。