プカキ湖
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プカキ湖 Lake Pukaki | |
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プカキ湖 2005年9月 | |
所在地 |
南島、カンタベリー地方、 マッケンジー地区 (Mackenzie District) |
位置 | 南緯44度07分 東経170度10分 / 南緯44.117度 東経170.167度座標: 南緯44度07分 東経170度10分 / 南緯44.117度 東経170.167度 |
流入河川 | タスマン川 (Tasman River) |
流出河川 | プカキ川 (Pukaki River) |
集水域面積 | 1,413 km² [1] |
流域国 | ニュージーランド |
面積 | 80 km2 |
最大水深 | 70 m [1] |
平均水深 | 47 m [1] |
貯水量 | 4.66 km³ [1] |
水面の標高 | 518.2 - 532 m [2] |
島 |
Five Pound Note Island (現在は水没) |
沿岸自治体 |
マウント・クック村 (Mount Cook Village) |
脚注 | [1][2] |
プロジェクト 地形 |
プカキ湖(プカキこ、英語: Lake Pukaki)は、ニュージーランドの南島にある湖である。面積は80平方キロメートル、標高518.2 - 532メートルに位置する[2]。
マッケンジー盆地の北端に沿って南北に伸びている。この湖と平行して位置する3つの高山湖(テカポ湖とオハウ湖)の中で2番目に大きな湖である。3つの湖はどれも氷河湖で、後退する氷河がそれぞれの谷をターミナルモレーンでせき止めることによって造られた(モレーン・ダム湖)。氷河から供給される川の水は、これらの湖に氷河粉(氷河からの極度に細かく砕かれた岩粉)によって作り出される独特な青色をもたらしている。
この湖は、アオラキ/マウント・クックに源を発するタスマン氷河やフッカー氷河を経て、タスマン川、フッカー川によって北端から水が供給されている。70キロメートル北の美しい山の景色を、南岸から望むことができる。
この湖の流出口は、南端にあって、プカキ川へと続いている。この湖は、ワイタキ水力発電計画の上流部にあたり、そのため流出口の近くには、いくつかのダムや運河があり、運河はこの湖をテカポ湖やルアタニファ湖とつないでいる。この湖は、貯水能力を増加させるため2回水位が上げられ、かつてニュージーランドの5ポンド札に描かれたファイブ・ポンド・ノート島が水没した。現在この湖は、13.8メートルの操作範囲で水面を人工的に上下させることができ、その結果、1,600GWhのエネルギー貯蔵能力を持っている。テカポ湖の770GWhと合わせて、ニュージーランドの水力電気の貯蔵能力の半分を超える。
脚注
[編集]- ^ a b c d e Irwin, J. (September 1978). “Bottom sediments of Lake Tekapo compared with adjacent Lakes Pukaki and Ohau, South Island, New Zealand” (PDF). N.Z. Journal of Marine and Freshwater Research 12 (3): pp. 245–250 2007年11月9日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c “Pukaki Lake Levels”. Meridian Energy Limited. 2012年1月3日閲覧。