プラニスウェア
種類 | プライベートカンパニー |
---|---|
本社所在地 |
フランス 200 avenue de Paris - 92320 Châtillon, FRANCE |
設立 | 1996年(日本オフィス設立2012年) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | PPM(プロジェクトポートフォリオマネジメント)関連ソフトウェアの開発・販売、コンサルティング |
資本金 | 非公開 |
売上高 | 1.3億ドル(2021年)[1] |
従業員数 | 600人(2021)[1] |
外部リンク | jp.planisware.com |
プラニスウェア(Planisware)は 、製薬、医療機器、自動車、エネルギー、ハイテク、航空宇宙・防衛、化学、政府(パブリックセクター)複数の業界を対象としたエンタープライズ向けのプロジェクト・ポートフォリオ管理(PPM)ソフトウェア、Planisware Enterprise[2] の開発会社である。日本国内の販売及び導入サポートは2012年より、イノベーションフレームワークテクノロジー・プラニスウェア株式会社が独占的な権利を持つ。
同社は過去8年において、Info-Tech Research Group、ガートナー(Gartner)、フォレスター・リサーチ(Forrester Research)社、IDC、EUビジネススクールなどのプロジェクト・ポートフォリオ管理(PPM)分野のアナリストより評価を受けている(後述)。なお、ガートナーとフォレスターに言及されるppmソリューションとして、唯一日本市場に参入を果たしているソリューションである。
製品概要
[編集]
開発元 | プラニスウェア |
---|---|
最新版 |
E7
/ 2023 |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | プロジェクト・ポートフォリオ・マネジメント |
ライセンス | プロプライエタリ 使用許諾契約書 (EULA) |
公式サイト | planisware-enterprise-ppm-jp |
機能範囲
[編集]Planisware Enterpriseは、プロジェクト管理およびプロジェクト・ポートフォリオ管理を目的としたプラニスウェアの主力ソフトウェア製品である。同製品の主な機能分野は以下の5つである。
- プロジェクトおよびプログラム管理(費用、資源、計画策定、仕入先)
- プロジェクト・ポートフォリオ管理
- アイデア管理
- ビジネス・インテリジェンス(ロードマッピング、シミュレーション、スコアカード、データ探索)
- コラボレーション・共同作業(文書管理を含む)および時間の管理
製品アーキテクチャ
[編集]Planisware Enterpriseは多層アーキテクチャを採用しており、クライアントサイドではブラウザを配備、 その他アプリケーション・サーバ、データベースによって構成されている。クライアントサイドでは、Microsoft Windows、Linux/UNIX、Mac、いずれのプラットフォームにおいてもすべての主要ブラウザに対応し、Ajaxアプレットで動作可能である。アプリケーションサーバは定番のウェブサーバ(IIS、Apache)と連携し、データベースはOracle、SQL Server 、およびPostgreSQLに対応している。
対象市場および製品の評価
[編集]プラニスウェアの顧客基盤は、製薬、医療機器、自動車、エネルギー、ハイテク、航空宇宙・防衛、化学、政府(パブリックセクター)など、幅広い業界を網羅している。 細かなコンフィギュレーションに対応し、任意レベルでのリソース・コスト・タイム及びリスクに関係するデータの一元管理を提供する。マネジメント領域の一例としては以下の通りである。
- 新製品開発およびエンジニアリング
- ITプロジェクトおよびポートフォリオ管理
- アーンド・バリュー・マネジメント
複数のアナリスト企業によると、プラニスウェアの最大の強みは再構成可能性の高いシステム構成と幅広い機能範囲である[3][4]
アナリスト企業による評価
[編集]プラニスウェアは、 大手調査会社のフォレスター・リサーチ(Forrester Research)社の2022年「The Forrester WaveTM:戦略的ポートフォリオマネジメントツール」で2018年より連続的にリーダーに認定されている。[5][6]また、同アナリスト2021年第3四半期のレポート「Now Tech:戦略的ポートフォリオマネジメントツール」においては、戦略的ポートフォリオマネジメント」の機能セグメントにおける「定評ある大手」SPMプロバイダー(年間収益1億ドル超)として位置づけられている。[7][8]
Info-Tech Research Groupの「PPMエモーショナル・フットプリント・レポート2022」においては、グローバルPPMソリューションのプロバイダー14社より、第一として評価・選出されている。[9][10]
ガートナー社のプロジェクトおよびポートフォリオ管理のマジッククアドラント2018年及び2019年においてはリーダーとしての評価を得ており、[11][12]その後2021年に同社PPMソリューションのマジッククアドラントの評価基準が変更されてからも、2022年『アダプティブ・プロジェクト管理&レポート(APMR)ツールのマジッククアドラント』のリーダーに認定されており[13]、2021年『戦略ポートフォリ管理のマジック・クアドラント』[14][15]・2022年『エンタープライズアジャイル計画ツールのマジッククアドラント』[16][17]において、戦略ポートフォリオ管理アプリケーションを提供する厳選されたプロバイダーのうちの一社として評価され続けている。
脚注
[編集]- ^ a b [1]
- ^ Dr. Frederik Ahlemann; Kristin Backhaus (2006). Project Management Software Systems Requirements, Selection Process and Products. Oxygon-Verl. pp. 391–399. ISBN 3-937818-13-8
- ^ Light, Matt (2008年6月13日). “Gartner Magic Quadrant 2008”. 2009年6月8日閲覧。
- ^ Ahlemann, Frederik (Dec 2008). Project Management Software Systems - Requirements, Selection Process and Products - 5th Edition. European Business School. ISBN 978-3-937818-27-6. オリジナルの2011-07-18時点におけるアーカイブ。
- ^ “フォレスター社、2022年戦略的ポートフォリオマネジメント市場レポートでプラニスウェアをリーダーに認定”. IFTプラニスウェア. 2022年7月22日閲覧。
- ^ FED. “The Forrester Wave™: Strategic Portfolio Management...” (英語). Forrester. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “プラニスウェア、フォレスター社の最近レポートにおいて、戦略的ポートフォリオマネジメント(SPM)の「定評ある大手」プロバイダーとして評価される”. Planisware. 2022年7月22日閲覧。
- ^ FED. “Q3 2021 Strategic Portfolio Management Tools for Now Tech” (英語). Forrester. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “Info-Techのプロジェクトポートフォリオ管理(PPM)レポートでプラニスウェアが第1位”. Planisware. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “SoftwareReviews | Project Portfolio Management | Make Better IT Decisions” (英語). SoftwareReviews. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “Gartner names Planisware a leader in new Magic Quadrant for Project Portfolio Management Worldwide” (英語). Planisware. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “プラニスウェア、ガートナー社のプロジェクトおよびポートフォリオ管理のマジッククアドラント2019でリーダーに”. Planisware. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “プラニスウェア 、ガートナー®アダプティブ・プロジェクト管理&レポートのマジッククアドラントTM 2022におけるリーダーに認定される”. Planisware. 2022年10月6日閲覧。
- ^ “ガートナー社は新たな『戦略ポートフォリオ管理のマジック・クアドラント2021』においてPlaniswareを選出”. Planisware. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “Magic Quadrant for Strategic Portfolio Management” (英語). Gartner. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “Planisware Leapfrogs into “Enterprise Agile Planning” Contention, Challenging in Gartner’s 2022 EAP MQ” (英語). Planisware. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “Magic Quadrant for Enterprise Agile Planning Tools” (英語). Gartner. 2022年7月22日閲覧。
関連項目
[編集]- PPMツール
- プロジェクトガバナンス
- プロジェクト管理ツールの比較
- プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
- プロジェクトマネジメント
- プログラムマネジメント
- ステージゲート
- ロードマップ
- ガントチャート
- BIツール
- Software as a Service (SaaS)
- 工数管理、稼働率の管理(キャパシティマネジメント)
- 新事業開発
- 製品開発
- エンジニアリング業・プロジェクトコントロール
- リソースマネジメント
- ステージゲート
- アジャイル・ウォーターフォール型開発
外部リンク
[編集]- プラニスウェア 公式ウェブサイト