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プリシラ・アーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プリシラ・アーン
基本情報
生誕 (1984-03-09) 1984年3月9日(40歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ジョージア州[1]
職業 シンガーソングライター
レーベル ユニバーサルミュージック
公式サイト [1][2]

プリシラ・アーン: PRISCILLA AHN1984年3月9日 - )はアメリカ人シンガーソングライター[2]。母親が韓国人。出生名は プリシラ・ナタリー・ハートラント (英: Priscilla Natalie Hartranft)。

略歴

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1984年3月9日ジョージア州の生まれ、ペンシルベニア州育ち。8歳頃より教会で歌い始める[3]。母親からピアノを教わり、父親の勧めで14歳からギターを始め、曲を書くようになる[1]。16歳から地元のコーヒーハウスで弾き語りを始め、17歳でシンガー・ソングライターになることを考えるようになり、19歳でロサンゼルスへ移り、本格的に音楽活動をスタート[1]2008年ブルーノート・レコードと契約、アルバム『グッド・デイ』でメジャー・デビュー[1]2009年フジロック・フェスティバルに参加[1][2]

スタジオジブリアニメの大ファンであり、ジブリ作品に使われた曲ばかりのカヴァー・アルバムを作りたいという思いから着想された日本と欧米の名ポップ・ソングのカヴァーアルバム『ナチュラル・カラーズ』を2012年発表[4]。ジブリ作品からは「風の谷のナウシカ」、「やさしさに包まれたなら」のカヴァーが収録されている[4]。2012年10月、NHK BSプレミアムで放送されたテレビドラマ『そこをなんとか』の主題歌「アイル・ビー・ヒア」を担当。

2013年3月、マツモトキヨシのCM曲「Storyは街角に/Stop, Look, Lie」を書きおろす[1]。2013年12月に三鷹の森ジブリ美術館に招かれてクリスマス・コンサートを行い、それが縁で、2014年、スタジオジブリ映画『思い出のマーニー』の主題歌「Fine On The Outside」を担当[5][6]。 2014年5月23日ジブリファンに向けてメッセージ動画を公開[7]。2014年7月23日、自身初のベストアルバムとなる『プリシラ・アーン・ベスト』を発表[8]。2014年8月、NHK BSプレミアムで放送されたテレビドラマ『そこをなんとか2』の主題歌「ベスト・アイ・キャン」を担当[8][9]

2015年NHK広島放送局が終戦70周年記念として県内ローカルで放送[10]した「被爆70年特集ドラマ・赤レンガ[11]に主演。シンガーソングライターの日系米人4世・アニーを演じた。本作が女優デビュー作でもあり、広島から世界に平和を訴えようとする姿勢から、同作品の企画段階よりプロジェクトに関わった[12]

2017年5月24日、初のライブ・アルバム『Priscilla Ahn Billboard Live TOKYO』をリリース[13]

2021年3月に放送されたTBS系「マツコの知らない世界」で森山直太朗がプリシラを紹介し、「理想的な歌声」と絶賛[14]。これを知ったプリシラが森山に楽曲の制作をオファーし、2023年4月29日、森山直太朗が作詞作曲した「さよならアモル」が配信開始された[3][14]。2023年5月に7年ぶりに来日公演を行った[3]。2023年5月24日、アルバム『A Better Place』をリリースした[3]

私生活

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2010年5月、俳優のマイケル・ウェストンMichael Weston)と結婚[15][16]

ディスコグラフィ

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ALBUM

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タイトル リリース
グッド・デイ 2009年2月25日
イン・ア・トゥリー 2009年7月1日
幸せのみつけ方 2011年4月27日
ナチュラル・カラーズ 2012年6月27日
ホーム〜マイ・ソング・ダイアリー 2012年10月31日
ここにいること 2013年6月19日
あなたのことが大すき。 2014年7月16日
プリシラ・アーン・ベスト 2014年7月23日
LA LA LA 2016年3月9日
Priscilla Ahn Billboard Live TOKYO 2017年5月24日
ア・ベター・プレイス 2023年5月24日

脚注

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  1. ^ a b c d e f プリシラ・アーン公式サイト - バイオグラフィ
  2. ^ a b “インタビュー:新しい段階に踏み出したプリシラ・アーン”. BLOUIN ARTINFO JAPAN. http://jp.blouinartinfo.com/news/story/947662/intabiyuxin-siiduan-jie-nita-michu-sitapurisiraan 2014年5月24日閲覧。 
  3. ^ a b c d プリシラ・アーン(Priscilla Ahn)がビルボードライブで来日公演を開催 「思い出のマーニー」の主題歌で知られる癒やしの美声シンガー”. Mikiki. タワーレコード (2023年4月28日). 2023年12月16日閲覧。
  4. ^ a b “プリシラ・アーン「なぜ日本語で?私はジブリの映画の大ファンだったから」”. BARKS. (2012年6月28日). https://www.barks.jp/news/?id=1000080973 2014年5月24日閲覧。 
  5. ^ 映画「思い出のマーニー」公式サイト
  6. ^ “ジブリ主題歌抜擢のプリシラ・アーン 日本のファンにメッセージ動画を公開”. realsound. (2013年5月23日). https://realsound.jp/2014/05/post-595.html 2014年5月24日閲覧。 
  7. ^ 「プリシラ・アーンより日本の皆様へ 「ジブリ最新作『思い出のマーニー』主題歌を歌います!」、yamahamusicchannel(ヤマハミュージックコミュニケーションズYoutube公式)2014年5月24日閲覧。
  8. ^ a b “プリシラ・アーン、ベスト盤にジブリカバーも”. ナタリー. (2014年7月22日). https://natalie.mu/music/news/121749 2014年8月2日閲覧。 
  9. ^ ユニバーサルミュージックジャパン公式サイト - プリシラ・アーン
  10. ^ 2015年12月、BSプレミアムで全国放送
  11. ^ 公式サイト
  12. ^ プリシラ・アーンについての資料
  13. ^ SPICE - プリシラ・アーン、初のライヴ・アルバムをリリース。来日公演も間近!
  14. ^ a b 森山直太朗が「マツコの知らない世界」で絶賛、プリシラ・アーンに楽曲提供”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2023年4月14日). 2023年12月16日閲覧。
  15. ^ Biography Blue Note Records; retrieved March 17, 2011
  16. ^ Priscilla Ahn(June 16, 2011). "Girl In A Tree:I'm Married! :)". Retrieved July 15, 2011.

外部リンク

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