プロジェクト‐ノート:化学/過去の議題/化合物のIUPAC名表記について
化合物のIUPAC名表記について
[編集]どこに書いたらいいか迷ったのですが、とりあえず、こちらへ。 IUPAC命名法によると、R/S/meso-, cis/trans, E/Z, endo/exo, syn/anti, o-/m-/p-, sec-/tert-などは斜体表記となっていますが、斜体表記でない物が多くあります。全部を私一人で斜体にしていくのも面倒ですし、斜体でない図版なんかもあるので、修正をためらっております。これについては、なにかガイドライン的なものがあるとよいかと思われますが、いかがでしょうか。('' ''は弱い強調とされていますが、マークアップ的には i でくくられるので、問題は無いと思われます。) Tsukihito 2007年2月6日 (火) 10:28 (UTC)
- 私も、見つけたときには直してます。さすがに画像まで直すのはしんどいので、そこまではやっていませんけど。この表記法は Wikipedia:スタイルマニュアル#専門分野 に加えるべきと思います。ノートで提案なさってはいかがでしょうか。--Calvero 2007年2月6日 (火) 11:13 (UTC)
- 素朴な疑問ですがcis-9-モノ不飽和脂肪酸というのはIUPAC名ですかねぇ?(mono unsaturated faty acid はIUPAC名では無いように考えます)また、字訳した10,13-ジメチル-17-(6-メチルヘプタン-2-イル)-2,3,4,7,8,9,11,12,14,15,16,17-ドデカヒドロ-1H-シクロヘプタ[a]フェナントレン-3-オールはそもそもIUPAC名ですかねぇ?(IUPACの定義では10,13-dimethyl-17-(6-methylheptan-2-yl)-2,3,4,7,8,9,11,12,14,15,16,17-dodecahydro-1H-cyclopenta[a]phenanthren-3-olがIUPAC名だと言っていますが。つまりIUPAC名に各国語バージョンというのは定義されておらず)あら金 2007年2月7日 (水) 20:38 (UTC)
- cis とかは斜めになっているのが当たり前と思っていました…が、現状では化合物のIUPAC名表記が厳密なものになっていない以上、そこまで厳密に規定する必要はないのではないかというご意見と(勝手にですけど)受け取りました。上記の日本語表記のものはいずれも「正式なIUPAC名」ではないですけど、下のはIUPAC名を元に、日本化学会の字訳方針に従って日本語表記に変換したものですから、ウィキペディア日本語版ではそちらを使うのがよろしいのではないかと思っています(英文がやたらに混じっていると読みにくいので、また日本語版なのでできるだけ日本語表記を使いたいので)。もともとWP:スタイルマニュアルは英語版のをそのまま日本語版に持ってきたもののようで、「化合物名はIUPAC名を原則とする」というのも、そういうところまでちゃんと考えて作られたものではないと思われます。「苛性ソーダ」じゃなくて「水酸化ナトリウム」の方を記事名にしましょう、というレベルのものと考えます。ですので、化合物名について、該当箇所の修整の必要があるかもしれません(日本語への字訳をOKとする、など)。そもそもスタイルマニュアルは「俺はこういうスタイルが好きだ」「いや俺の好みはこうだからこっちに合わせろ」みたいな不毛な争いをなくすための「ガイドライン」であって(だから「正式な方針」ではない)、執筆者にいちいちそれに従って原稿を書くことを強制するものではなくて、スタイルあわせをしたい人の指標で、ただ直されたらそちらに従いましょう、というものだと思っています。
- (PS) 以前 2,4,5-T → 2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸 とか エチレン尿素 → 2-イミダゾリジノン とか移動させてしまいましたが、もしかして必要なかったことでしょうか? (逆にわかりづらくなっている?)--Calvero 2007年2月7日 (水) 21:52 (UTC) 少し追記。--Calvero 2007年2月7日 (水) 22:00 (UTC)
- 素朴な疑問ですがcis-9-モノ不飽和脂肪酸というのはIUPAC名ですかねぇ?(mono unsaturated faty acid はIUPAC名では無いように考えます)また、字訳した10,13-ジメチル-17-(6-メチルヘプタン-2-イル)-2,3,4,7,8,9,11,12,14,15,16,17-ドデカヒドロ-1H-シクロヘプタ[a]フェナントレン-3-オールはそもそもIUPAC名ですかねぇ?(IUPACの定義では10,13-dimethyl-17-(6-methylheptan-2-yl)-2,3,4,7,8,9,11,12,14,15,16,17-dodecahydro-1H-cyclopenta[a]phenanthren-3-olがIUPAC名だと言っていますが。つまりIUPAC名に各国語バージョンというのは定義されておらず)あら金 2007年2月7日 (水) 20:38 (UTC)
(インデント戻します)てっきり「化合物名はIUPAC名を原則とする」は、ここのプロジェクトで昔決まったものだと思っていました。改めて決め直すのであれば、指針として
- IUPAC許容慣用名
- IUPAC組織名(系統名)
- 化学の分野でよく使われる慣用名
- 慣用名がなくかつ IUPAC組織名が冗長である場合、よく使われるアルファベット略称
(注)同系統の化合物について他の項目があれば、その項目名との整合性に配慮する。
この中のどれかから選んでください、ということで現状に合ってるんではないでしょうか。cisなどの斜体については、ごめんなさい、私はどちらでもいいです。普通の発表で自分の化合物を出すときにはもちろん斜体にしますが、記事を画面で見ると今ひとつイタリックが読みにくいもので、指針化にはあまり積極的になれません。直すなら止めません、ぐらいの感覚です。Infobox 内の IUPAC名中では斜体が良いと思います。--スのG 2007年2月8日 (木) 10:53 (UTC)
- 天然物.ペプチド・糖まで考えるとIUPAC名も、
- IUPAC生化学命名法か(コレスタ-5-エン-3β-オール)
- IUPAC有機化合物命名法か(10,13-ジメチル-17-(6-メチルヘプタン-2-イル)-2,3,4,7,8,9,11,12,14,15,16,17-ドデカヒドロ-1H-シクロヘプタ[a]フェナントレン-3-オール)、
- ということになります。IUPAC名のつもりで書いているならばそれにしたがう必要があります。しかし慣用名で書かれるとIUPAC名のつもりか、通用(化学)名のつもりかは、記述からはわかりません。trans体やtrans-異性体と書くのであればIUPAC名のつもりで書いていないのでIUPAC名のルールに束縛されないと考えます。やはり基本的な物質以外ではIUPAC名は長すぎので、記事名(Title)としては無理です。本文でも同様で冒頭でー度述べるのがせいいぜいです。なので、本文中でIUPAC名に言及することは原則として必要と考えますが、名称を原則IUPAC名で統一するのは無理と考えます。あら金 2007年2月8日 (木) 11:27 (UTC)
- 以前こちらで同じようなことをやってしまったのですが、どうも視野が狭くなりすぎていましたようで、すみません(>cis/transの件)。項目名(化合物名)に関して、スのGさんの基本案に賛成します。あら金さんご指摘の、IUPAC-IUB命名法の対象となる化合物(上記のほかアミノ酸、ステロイド、ビタミン、カロテノイドなど)はたいていの場合慣用名(IUPAC許容とそれ以外を含む)が適切なものになるのではないかと思います。し、実際、現状でそうなっているようです(高分子についてはよくわからないです)。--Calvero 2007年2月8日 (木) 12:15 (UTC)
- むしろ、「化成品や薬剤は商品名や略号ではなく原則は置換命名法名の組織化学名を使いましょう」ということで化学名は原則として慣用名でよく、Googleなどで慣用名がー意に定まらない場合は、IUPACの(有機化合物or生化学)許容慣用名を使用する。ということでどうしょうか?その上で、許容慣用名と非許容慣用名とを合せると複数ありgoogleでも優位が示せない場合、および許容慣用名では位置あるいは立体異性体を一意に示せない場合にIUPAC(有機化合物or生化学)置換命名法によるSystemtic nameを使用するということではどうでしょうか?そして(調べが着けば)本文冒頭部で、字訳したIUPACの有機化合物命名法置換命名法組織名とオリジナル(つまり英字の)同IUPAC組織名を示す。(ただしInfoboxは字訳したもののみ)そして、組織名を字訳した場合、異性体前置辞や指示水素表記はオリジナル同様にイタリック体を使用する。そして、英字IUPAC組織名は、IUPAC名に付けた外側の括弧も含まれると誤解されるので括弧で括った表記はつかわなないというのではどうでしょうか?そのかわり慣用名は括弧で括った英語表記を付けても可とする。それ以外は別名であることを示した上で併記するということではどうでしょう?(別名の英語表記は括弧付きとし任意で付けられる)
- 例えばコレステロールは生化学許容慣用名で生化学組織名であるコレスタ-5-エン-3β-オールよりもGoogleで優位です。
- 例えばメチルエチルケトンは許容慣用名は無く、非組織名のメチルエチルケトンとエチルメチルケトンとはGoogleで圧倒的優位を示せないので有機化合物命名法置換命名法組織名のブタン―2―オンを使用するということです。
- あら金 2007年2月8日 (木) 13:57 (UTC)
- すみません、あら金さんのコメント中、最初のカギ括弧の中は「化成品や薬剤は商品名や略号ではなく原則は化学名を使いましょう」ということでしょうか? 例えば、
- 「ワコーゲル」®ではなくて、「シリカゲル」
- 「ヒロポン」(戦前の大日本住友製薬の商標)ではなくて、「メタンフェタミン」
- 「DCC」ではなくて「ジシクロへキシルカルボジイミド」
- 記事名については、このとおり。本文では冒頭で略号を提示済みで・あれば略号の代用も可。もちろん、その商品についてのみ言及あるいは指し示めす場合は物質名を意味しないので可。
- という趣旨です。あら金 2007年2月8日 (木) 16:05 (UTC)
- すみません、あら金さんのコメント中、最初のカギ括弧の中は「化成品や薬剤は商品名や略号ではなく原則は化学名を使いましょう」ということでしょうか? 例えば、
- 以前こちらで同じようなことをやってしまったのですが、どうも視野が狭くなりすぎていましたようで、すみません(>cis/transの件)。項目名(化合物名)に関して、スのGさんの基本案に賛成します。あら金さんご指摘の、IUPAC-IUB命名法の対象となる化合物(上記のほかアミノ酸、ステロイド、ビタミン、カロテノイドなど)はたいていの場合慣用名(IUPAC許容とそれ以外を含む)が適切なものになるのではないかと思います。し、実際、現状でそうなっているようです(高分子についてはよくわからないです)。--Calvero 2007年2月8日 (木) 12:15 (UTC)
- ベンゾフェノン (benzophenone) とは、芳香族ケトンの一種で、IUPAC命名法ではジフェニルメタノン、diphenylmethanone と表される。別名としてベンゾイルベンゼン (benzoylbenzene)、ジフェニルケトン (diphenyl ketone) とも呼ばれる。
- ジエチレングリコールジメチルエーテル (diethylene glycol dimethyl ether) とは、有機溶媒の一種で、IUPAC命名法において、置換命名法では 2-(2-メトキシ)エトキシエタン、2-(2-methoxy)ethoxyethane、ア命名法では 2,5,8-トリオキサノナン、2,5,8-trioxanonane と表される。別名としてジグリム (diglyme) とも呼ばれる。
こんな感じでしょうか? --スのG 2007年2月8日 (木) 15:07 (UTC)
- (細かいのですけど)字訳とオリジナル表記の間に 、が無い方が美しいように感じました。→ア命名法では 2,5,8-トリオキサノナン 2,5,8-trioxanonane と表される。
(インデント戻します・競合したのでそのまま)ええと、まとめますと、
- 化合物の記事名のつけ方
- 慣用名のうち一般に使われるものを原則とする(IUPAC許容・非許容は問わない)。商品名や略号は使用しない。例:○ポリテトラフルオロエチレン ×テフロン ×PTFE
- 頻繁に使われる慣用名が定まらない場合、IUPAC許容慣用名を優先する。
- ただし、優先的に使われる慣用名が拮抗する場合、IUPAC系統名を使用する。例:○ブタン-2-オン △メチルエチルケトン △エチルメチルケトン
- 異性体を一意に示す必要がある場合、IUPAC系統名を使用する。例:1,1-ジクロロエタン、1,2-ジクロロエタン
- 冒頭での記述
- 記事名のほかに、IUPAC系統名の字訳に続け英字表記を付記する。別名は別名であることを示した上で併記する
- この際、英字表記について、IUPAC系統名は括弧でくくらない。ただし慣用名については任意とする。
あと念のため
- 「一般に」「頻繁に」「優先的に」使われる、の判断としてはGoogleを基準とする。
- 異性体前置辞 (structural affix) について、IUPAC命名法に基づいた化合物名中では斜体化するが、その他の単語・文脈中では任意とする。
以上のような感じでしょうか。ざっと見たところで、記事名にIUPAC系統名が使われている場合、オリジナル(英字)表記は括弧に入れて良いのか? ということと、農薬は医薬品のように一般名が与えられているのだろうか? (DDT、ジクワットなどは慣用名ということでよいか?)というのがよくわかりませんでした。また前置辞のカナ書きについて、パラジクロロベンゼン not p-ジクロロベンゼン、メチルターシャリーブチルエーテル not メチル tert-ブチルエーテルに対して、tert-ブチル基 not ターシャリーブチル基、(可能性として)tert-ブチルアルコール not ターシャリーブチルアルコールになっていますが、これは前二者に合わせてOKでしょうか。
- 意図がわかりにくかったですが、日本語表記と英語表記を併記する場合は括弧に入れますが、IUPAC名の字訳のあとに((E)-hexene)とかくと素人にはいらん誤解をあたえるかもしれないと考えて。短かけれは心配はないけど、置換基の多いIUPAC組識名が行末でおりかえすとまぎらわしいので、言及しました。あら金 2007年2月8日 (木) 16:20 (UTC)
- 略号をタイトルにする件は組織名しかないときはタイトルに略号を使用しても可のほうが良いかも。つまり慣用名があるのにタイトルを略号にしないといういみ。あら金 2007年2月8日 (木) 16:28 (UTC)
ところで無機化合物の二酸化マンガン式表記と、酸化マンガン(IV) (comparable with 硫酸銅(II))式表記の混在についていかがいたしましょう。これもGoogle基準でいきましょうか(例では 67100 vs 126 件)。--Calvero 2007年2月8日 (木) 15:39 (UTC)
- 無機は思案が必要。重炭酸ソーダや赤血塩と言った慣用名が存在する為。手のひらをかえす様に無機は原則IUPAC名が良さそう。(ただし鉱物は別かな?)あら金 2007年2月8日 (木) 18:14 (UTC)
- そうですね、「無機化合物についてはIUPAC系統名を原則とする」ということで。--Calvero 2007年2月9日 (金) 22:28 (UTC)
- あと気が早いですが、「過去に作られた記事についてはこんどきまるルール(ガイドライン)の暫定的な例外として扱い、わざわざ直さない。」ということも提案したい。暫定という意味はノートで直すことに積極的な意義が示され同意がえられれば直すのを妨げないので暫定といっています。特に過去分のタイトルについては通常の「記事改名」手続きが必要なので言及が必要かと。あら金 2007年2月8日 (木) 16:05 (UTC)
- 暫定という点に賛成します。--スのG 2007年2月8日 (木) 16:47 (UTC)
- 同じく。--Calvero 2007年2月9日 (金) 22:28 (UTC)
細かく。
- 慣用名、IUPAC組織名の中から、一般に使われるものを原則として使用する(慣用名については IUPAC許容・非許容は問わない)。商品名や略号は使用しない。例:○ポリテトラフルオロエチレン ×テフロン ×PTFE
(エタノールをエチルアルコールに優先させるため)
- 頻繁に使われる名称が定まらない場合、IUPAC許容慣用名を優先する。
- ただし、優先的に使われる慣用名が拮抗する場合、IUPAC系統名を使用する。例:○3-メチル-1-ブタノール △イソアミルアルコール △イソペンチルアルコール
(慣用名の勝負であれば、MEK の多勢は決してます。約20,000 vs 約200 で、メチル~の勝ちです。イソアミルアルコールも 2,000 vs 700 ぐらいでアミルが優勢なので、もっと良い例があれば。)
[1] のように、tert や sec、cis や trans はアルファベットのままが良いのでは。iso はカタカナ、o, m, p- は原則アルファベットだが、パラジクロロベンゼン、トランス脂肪酸のように慣用名化している場合はカタカナ、「シス体」などの用語はカタカナ可、ぐらいがほどよいのかなあと思います。無機はヒット数で判断するぐらいしかできないんでしょうね。9-BBN や DAST や BINAP や DBU なんかの略称はどうでしょうか? --スのG 2007年2月8日 (木) 16:47 (UTC)
- 修整どうもです。
- 前置辞について、慣用名優先の原則はそこでも生きる、ということですね。略称は Wikipedia:記事名の付け方#アクロニムではダメということになっているので、9-BBN → 9-ボラビシクロ[3.3.1]ノナン、DBU → 1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン、DAST → 4-ジメチルアミノ-N-メチル-4-スチルバゾニウムトシラートでしょうか。しかし [ ] は機能上の制限から使えないのでどうするのか、というのが問題です(タイトルとして表示されるものはいじれるらしいです(→Template‐ノート:小文字))。記号を取り払って、9-ボラビシクロノナン、ジアザビシクロウンデセン、ではどうでしょうか。BINAPはバイナップでも良いでしょうけど、DASTはダストでよいのでしょうか?(何か変な気が…) 上のあら金さんの「略号をタイトルにする件は~」のコメントを拡大解釈して、略称が慣用名、というか略称以外で呼ばれない化合物の場合は略称が記事名でもOKとすべきでしょうか。正式名称が存在しないわけではないので、それはよろしくなさそうですが…。--Calvero 2007年2月9日 (金) 22:28 (UTC)
- Wikipedia:記事名の付け方#アクロニムのルール「アルファベットを単語のように発音する場合には、原則…アルファベット表記が慣例だと思われる場合にのみ、アルファベットを使用する(コンピュータ関連用語に多い)。」を適用して可と解釈すればDASTやTEMPOも可ではないか?と(TeXがOKですから)。複雑な置換様式の(つまり括弧の数・種類が多かったり入り乱れたりする)組織名の場合に略号が広く(カタログなどでも)使用されているし、検索のとき入力ミス等で著しく利便性がそこなわれるので9-BBNでも仕方ないように考えます(1,2-ジクロロエタン→1,2-DCEというのはやめましょうということだと考えます)。あら金 2007年2月10日 (土) 00:38 (UTC)
- (節タイトル変えました)了解です。「括弧を含む、長大であるなど、IUPAC組織名が複雑な場合は略称でも可」、ということでどうでしょうか。
- 慣用名がアクロニム以外にない場合、それを記事名としてもよい。
- のような感じで。ただ、リダイレクトさえ作っておけば、検索しづらくなることは避けられるかと。--Calvero 2007年2月10日 (土) 19:19 (UTC)
- 「検索のとき入力ミス等で著しく利便性がそこなわれる」といったのは、カタログによっては角括弧を使わなかったりする例を知っています。その上で、タイトルは技術的制約で角括弧が使えないとなると、それを踏まえたうえで初心者も検索べしでは少し酷かと感じました。あら金 2007年2月10日 (土) 23:32 (UTC)
- すみません、意味がよくわからなかったです…。煩雑でしょうし、本論とはあまり関係ないのでフォローなしで(私は)OKです。--Calvero 2007年2月12日 (月) 06:44 (UTC)
- 「検索のとき入力ミス等で著しく利便性がそこなわれる」といったのは、カタログによっては角括弧を使わなかったりする例を知っています。その上で、タイトルは技術的制約で角括弧が使えないとなると、それを踏まえたうえで初心者も検索べしでは少し酷かと感じました。あら金 2007年2月10日 (土) 23:32 (UTC)
- (節タイトル変えました)了解です。「括弧を含む、長大であるなど、IUPAC組織名が複雑な場合は略称でも可」、ということでどうでしょうか。
- Wikipedia:記事名の付け方#アクロニムのルール「アルファベットを単語のように発音する場合には、原則…アルファベット表記が慣例だと思われる場合にのみ、アルファベットを使用する(コンピュータ関連用語に多い)。」を適用して可と解釈すればDASTやTEMPOも可ではないか?と(TeXがOKですから)。複雑な置換様式の(つまり括弧の数・種類が多かったり入り乱れたりする)組織名の場合に略号が広く(カタログなどでも)使用されているし、検索のとき入力ミス等で著しく利便性がそこなわれるので9-BBNでも仕方ないように考えます(1,2-ジクロロエタン→1,2-DCEというのはやめましょうということだと考えます)。あら金 2007年2月10日 (土) 00:38 (UTC)
以上の議論を踏まえまして、再びまとめます。
- 化合物の記事名のつけ方
- 慣用名、IUPAC系統名のうち一般に使われるものを原則とする(IUPAC許容・非許容は問わない)。商品名や略号は使用しない。例:○ジメチルスルホキシド ×DMSO
- 無機化合物についてはIUPAC系統名を原則とする。例:○炭酸水素ナトリウム ×重炭酸ソーダ
- 頻繁に使われる慣用名が定まらない場合、IUPAC許容慣用名を優先する。
- ただし、優先的に使われる慣用名が拮抗する場合、IUPAC系統名を使用する。例:○3-メチル-1-ブタノール △イソアミルアルコール △イソペンチルアルコール
- IUPAC系統名が複雑で、慣用名がアクロニム以外にない場合、それを記事名としてもよい。 例:9-BBN、DABCO、TEMPO
- 異性体を一意に示す必要がある場合、IUPAC系統名を使用する。例:1,1-ジクロロエタン、1,2-ジクロロエタン
- 異性体前置辞(structural affix, ハイフンでつながれているもの。cis/trans, o-/m-/p-, sec-/tert- など)は原則としてアルファベットのままにする。例:tert-ブチル基。あるいは語幹と一体となり慣用化している場合にはカタカナでも良い。例:パラジクロロベンゼン
- 冒頭・記事中での記述
- 記事名のほかに、IUPAC系統名の字訳に続け英字表記を付記する。別名は別名であることを示した上で併記する。
- この際、英字表記について、IUPAC系統名は括弧でくくらない。ただし慣用名については任意とする。
- 異性体前置辞について、IUPAC命名法に基づいた化合物名中では斜体化するが、その他の単語・文脈中では任意とする。
- 略号などは、冒頭で定義すれば文中で用いてもよい。
- 字訳
- 英語の化合物名を日本語に字訳する場合は「化合物名字訳基準」にしたがう。参考: 日本化学会『学術用語集 化学編』第3部、南江堂、字訳ツール (JavaScript)(化合物命名法談義 内)
- その他
- 「一般に」「頻繁に」「優先的に」使われる、の判断としてはGoogle検索のヒット数を目安とする。
- 現在すでに存在する項目については、上記各条を適用しない。改名するならば、各個にノートで提案してからにする。
- 参考となる外部サイト:IUPAC Gold Book、化合物命名法談義
ポリテトラフルオロエチレンはいまテフロンになっているので差し替えました。何か抜けてましたらご指摘ください。完成したら、表の「以下は、プロジェクトの活動成果です。」の所に貼りましょう。--Calvero 2007年2月12日 (月) 06:24 (UTC)
- 「活動成果」に公開したあとはどうします?ー定期問意見収集の後に施行or手直しだと考えますが?あら金 2007年2月12日 (月) 08:28 (UTC)
- いきなり施行ではまずいでしょうか? 手直しは随時ということで。ここで議論してますけど、表を見ていてノートを見ていない人というのもいないでしょうし。いちおう井戸端 (告知) にも貼ってきます。あとWikipedia‐ノート:スタイルマニュアルに行って、そちらの方もどう直すか検討しましょう。--Calvero 2007年2月12日 (月) 08:42 (UTC)
- 「字訳」を追加してみました。有機化合物についてはこんなところと思います。無機については手元に日本語命名法の資料がなく、私個人も命名の経験が皆無のため分かりません。お任せします。周知については施行の折りに、関連プロジェクト(生物、物理学、医学、薬学、鉱物(?))へ一言お知らせすればよろしいのではないでしょうか、じゃなくて、お知らせしますね。--スのG 2007年2月12日 (月) 10:53 (UTC)
- いきなり施行ではまずいでしょうか? 手直しは随時ということで。ここで議論してますけど、表を見ていてノートを見ていない人というのもいないでしょうし。いちおう井戸端 (告知) にも貼ってきます。あとWikipedia‐ノート:スタイルマニュアルに行って、そちらの方もどう直すか検討しましょう。--Calvero 2007年2月12日 (月) 08:42 (UTC)
- なるるどウィキプロジェクトは、拘束力を持つ割りには決定プロセスの決まり事があまり無い?みたいですねぇ(探し方が悪いのかしら)。あら金 2007年2月12日 (月) 21:02 (UTC)
- Wikipedia:ウィキプロジェクト#ガイドラインには「ウィキプロジェクトで提案されたものは強制力はもちませんが、その分野の指針となります」うんぬんとあったので、そんなものかなと思っていました。が、よく見るとその後Wikipedia:井戸端/ウィキプロジェクトでの提案、議論は強制力を持てるか?を経てWikipedia‐ノート:ウィキプロジェクトで、「それはやっぱりおかしいんじゃないか?」というような話になっている模様です(プロジェクトでの決定は尊重しましょう、という方向です)。今はもう議論が止まってしまっているのですが。ともあれそうしますと、やはり何らかの大きな決定や変更を行う際には、慎重さをもって事に当たるべきということになります(いいかげんですみませんです)。しかし、具体的な手順の指針は見つからなかったので、ウィキペディアの方針はどうしているのだろうと思って探しましたが、Wikipedia:基本方針とガイドライン#方針を決める方法にも細かいことは書いてありませんでした。してみると、常識の範囲内で妥当な方法をもって合意が得られていればよろしいということではないかと思います。
- ということで(長々とコメントしてしまいましたが)、「活動成果」に出して一定期間様子を見たのち(1-2週間程度でしょうか)、ためしに記事を作ってみて(既にある記事には上記ガイドラインを適用しないということであれば、既存のものはいじらないほうが良いですよね)、おかしな所があれば修整という流れでどうでしょうか。--Calvero 2007年2月13日 (火) 11:51 (UTC)
- Wikipedia:ルールは無視しなさいというのは、要は直すべきは臆せずに実践しなさいということなのでそれは宜しいと考えます。たた、ガイドラインがころころ変わると迷惑する方も出ると考えます。ので、直すのは随時で良いですがリリース(適用開始)は年2~3回にまとめるのが理想と考えます。私も(取れあえず、当面は困らない程度にまとまったかな?ということで)宜しいように考えますが、皆様はどうでしょうか?
- 特定の記事に合せてルールを修正すると右へ左へとぶれるので一定期間はとにかくやってみて、3ヶ月後に振り返って一括して直すなどはどうでしょうか?したがってその間(三ヵ月後までは)はパブリックコメント収集期間ということになります(放置できない事態は別ですが)。プロジェクトの議論の厚さが、尊重の根拠ですし。根拠が薄ければ有名無実です。根拠が薄いという指摘は議論するしかRecoverできない無いように考えます。(プロジェクトの活動は離散しやすいので、一回だけ見直しの締め切りを予定しておきませんかということです。プロジェクトの門戸はいつでも開放されているのですが、空き家のことが多いもので…)あら金 2007年2月13日 (火) 13:18 (UTC)
- 私は異存ありません。期間についてもよろしいかと存じます。いろいろ勉強になります(こんなところで勉強しているようでは、社会経験のなさがばれてしまいますが…)。--Calvero 2007年2月13日 (火) 14:58 (UTC)
- それぐらいの中期的なスケジュールでバランスがとれていると思います。賛成します。--スのG 2007年2月13日 (火) 15:25 (UTC)
最後のコメントより1週間が経過し、その間異議がなかったので Wikipedia:ウィキプロジェクト 化学#化合物のIUPAC名表記について に掲載しました。本日より試行開始ということで。--Calvero 2007年2月20日 (火) 13:17 (UTC)
試行期間について
[編集]いつの間にか半年過ぎてしまっていました。何か問題点となりそうなところはありますでしょうか。充分にデータが取れているか、ちょっとわからないですが…。ところで「参考となるサイト」の「化合物命名法談義」ですが、化合物名の字訳(英語→日本語) というのが追加されていました。ご参考まで。--Calvero 2007年8月20日 (月) 21:04 (UTC)
- 問題なしで、ルール正式化に同意いたします。--あら金 2007年8月21日 (火) 09:39 (UTC)
- 化学分野の中の話でしたら、問題は感じていません。threonine とか、他分野と重なる場合にどう調整するかを将来的に詰めなければならないかと思ってます。--スのG 2007年8月21日 (火) 09:54 (UTC)
- トレオニンはIUPAC-IUB協定生化学命名法の慣用名なのでルール1の範囲です。他分野と重なる可能性があるのIUPAC-IUB協定生化学命名法・天然物命名法の範囲だと予想されます。ただしIUB協定慣用名の日本語字訳については全く議論していないです。Portal:生物学/ロビー#酵素名の表記と根は同じ問題なのでそちらで議論に意見して結論をもらうのがよろしいと考えます。--あら金 2007年8月21日 (火) 10:39 (UTC)
- で、今構築中の Wikipedia:ウィキプロジェクト 生命科学 が落ち着いた頃合いぐらいが提案の時機かなあ、と。--スのG 2007年8月21日 (火) 10:51 (UTC)
- すみませんすっかり放ってしまってました。下の #記事名規約の正式化 も合わせ、合意にしたいと思います。不都合があればおっしゃってください。--Su-no-G 2008年11月7日 (金) 06:58 (UTC)
- で、今構築中の Wikipedia:ウィキプロジェクト 生命科学 が落ち着いた頃合いぐらいが提案の時機かなあ、と。--スのG 2007年8月21日 (火) 10:51 (UTC)
- トレオニンはIUPAC-IUB協定生化学命名法の慣用名なのでルール1の範囲です。他分野と重なる可能性があるのIUPAC-IUB協定生化学命名法・天然物命名法の範囲だと予想されます。ただしIUB協定慣用名の日本語字訳については全く議論していないです。Portal:生物学/ロビー#酵素名の表記と根は同じ問題なのでそちらで議論に意見して結論をもらうのがよろしいと考えます。--あら金 2007年8月21日 (火) 10:39 (UTC)