プーナナ・レオ
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プーナナ・レオ (ハワイ語: Pūnana Leo、「言語の巣」の意味) は、家族経営の非営利の私立保育学校で、ハワイ語が使用言語となっている。
概要
[編集]初期のころは違法にオープンしたが、最初のプーナナ・レオは1984年にハワイで西端のカウアイ島のケカハ(Kekaha)にオープンした。プーナナ・レオは、19世紀のハワイ語学校とニュージーランドのマオリ語コーハガ・レオ保育学校の実践に基づいており、米国では最初の先住民族の言語イマージョン・プリスクールのプロジェクトだった。プーナナ・レオ学校の卒業生は、その後の人生でいくつかの学問的成功を収めている。
プーナナ・レオ組織は、1983 年にラリー・キムラ、カウアノエ・カマナ(Kauanoe Kamanā)、ウィリアム H.ウィルソン(William H. "Pila" Wilson)を含むハワイ語教育者のグループによって設立された[1]。2022年の時点で、合計11のプナナ・レオ学校があり、ハワイの5つの島(オアフ島、カウアイ島、ハワイ島、マウイ島、モロカイ島)に置かれている[2]。
カイアプニ・スクール
[編集]その後1980年代終りには、プーナナ・レオによるハワイ語教育はさらにカイアプニ・スクール(Kaiapuni school)として、小中高(K-12)にまで発展した[3]。2022年現在、州立カイアプニ校/クラスがオアフ島に9、マウイ島に7、ハワイ島に3、モロカイ島に2、ラナイ島に1、チャーター・スクールがカウアイ島も含めた全島6あり、この内高校(K)までのは全島で11ある[4]。
参照項目
[編集]- 言語復興 (Language revitalization)
- 言語権
- ハワイ語
- ハワイ大学ヒロ校
- カランドレタ(Calandreta)、イカストラ、ディワーン(Diwan school)などのイマージョン・プログラム学校
脚注
[編集]- ^ Is the Hawaiian Language Dead or Alive? (Honolulu Magazine, 2021)
- ^ ʻAha Pūnana Leo Preschool accepting applications for enrollment (MauiNow, 2021)
- ^ 松原好次「ハワイ語復権運動の現況」『湘南国際女子短期大学紀要』第11巻、2004年2月、85-95頁、CRID 1050001337978833408。
- ^ Kaiapuni schools — Hawaiian language immersion (Hawaiʻi State Department of Education)